テーマ:韓国!(17199)
カテゴリ:韓国
韓国のポピュリズムについてさんざん語ってきましたが、韓国人のとある製造業の社長さんと話している中で、その方が突然韓国のポピュリズムの問題点を強く指摘されるということがありました。
要旨はこうです。 国民受けしやすいが企業の首を絞めるような公約を政治家は当選したいがために掲げ、それを法律化したために、外国企業は誘致されないし、国内企業は外国に逃げていく。結局、失業率が今後高くなっていく。国家の未来を考えた施策を政治家は打とうとせず、保身のために国家は蝕んでいく。 嘆いておられました。 サムスン電子もしかりですが、企業を相続する場合に評価の基準があまりにも高く設定されているために多額の相続税を支払う必要が出てくる。納税するためには企業を売却するしくなくなり、経営の連続性が保証されない事態が起こり、企業競争力が損なわれる。 こういう問題のある制度設計、法律が作られていくのは全くのポピュリズム政治のせいだという話でした。 これは深刻な話です。 国民がマクロな経済の視点に立てないと正しい政策が支持されなくなるわけです。 ポピュリズム民主主義が問題なのか、民主主義がそもそもポピュリズムに陥りやすい問題をはらんでいるのか、どちらにしても今日、韓国も世界も民主主義は歴史的挑戦を受けていると言えます。 いや民主主義が挑戦を受けているのではなく、人間社会が挑戦を受けているのでしょうね。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.02.23 09:12:58
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