テーマ:韓国!(17199)
カテゴリ:韓国のHot Issue
言いたいことが出てきた。
韓国のTHAAD配備を決めてから、それまで蜜月関係を築いてきた中国の態度が急変した。 今回韓国ロッテグループが自社が持つ土地をTHAAD配備のために差し出すと決定したから、中国国内でロッテに対する締めつめのみならず、韓国企業に対する締め付けが本格的になりつつある。 テレビに映る韓流スターには、モザイクをかけ、韓国への中国航空便の乗り入れを中断させている。それに加えて今回、韓国への旅行商品を禁止する処置を出したらしい。中国からの観光客が前面ストップするとなると観光業界への打撃は決して少なくはないだろう。さすがは中国だ。 このような状況の中で、韓国の新聞は「中国がどういう国か判った」「日本は中国に圧力をかけてもそんな仕打ちは受けていない。韓国ももっと毅然とした態度をとるべきだった」といった論調が見られる。 かつて韓国はよく言えばバランス外交として米国と中国を天秤にかけながら、どちらかというと米国より中国に傾いていた。国際的な安全保障問題よりも経済的な利を取りに行ったとも言える。もちろん韓国にも言い分はあって、中国と良好な関係を築くことで北朝鮮問題・統一問題における安全保障上の保険をかけたかったということだろう。 かくして赴任した在韓アメリカ大使は暴漢に襲われ、安倍首相の前で仏頂面外交の朴大統領は、中国の習近平国家主席の前では満面の笑み。正直なところ見苦しいと思った。バランス外交ではなく、やはりコウモリ外交だと思わざる得なかった。 中国は未だ共産党一党独裁の社会主義国家であり、世界観や国家観、人権などの価値観において自由主義国家とは相容れない国なのだ。そして今日的国際状況の中では中国北朝鮮が諦めるまで、その膨張を封じ込める戦略を日韓米の協力の下でとらなければならないのは自明のことだ。 それにもかかわらず、韓国指導者の態度は露骨にコウモリであった。 経済交流をするなとはいわない。しかし自らの世界観と主張を明確にしながら、毅然として交流していくべきだったのだ。以前にも書いたが韓国は自分探しの旅をいつまでし続けるつもりなのか?自意識過剰になるのではなく、世界に対して自分たちの役割を早く見つけて、粛々と実行に移し、そうした努力で国際的地位を確立すべきなのだが… おしりをたたきたい気持ちだが、とにかくここは正念場なのだ。右往左往することなく、毅然としているべきである。 こういった中、朝鮮日報の最近の記事は日本に対しても肯定的評価の記事が多いように思う。しかし中国に捨てられて日本になびくなど女々しいなどといじめないでほしい。 日本肯定評価の記事が書けなかったのは、政府の態度が作る風が大きく影響するからなのだ。書きたくても風の中では叩かれてしまう。ゆえに今になって日本肯定評価記事を書けるというのは理解しよう。 今更なんだという気持ちもあるが、僕もぐっとこらえ、韓国には今回のことを教訓にしてほしいと思う。もちろんポピュリズムの鎖を解かなければ、前には進めないのだが… にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.03.09 08:54:56
コメント(0) | コメントを書く
[韓国のHot Issue] カテゴリの最新記事
|
|