韓国留学や転勤でパソコンを使う
今日は韓国でパソコンを使う場合の注意点などを書いてみようと思います。私は90年台中盤に韓国でパソコンを使うことになった。その時はWindows95の日本語版の入ったNECのノートパソコンを日本から持ち込んだ。当時は、多国語環境すら難しい状況だったが、ちょうどソウル行き直前にアレアハングル日本語版だったか国際版のベータ版が登場し、早速モニター利用をしたものだ。幸か不幸かNECのキーボード配列との互換性に問題が出たので、韓国に来てから開発者と連絡を取り、直してもらったのであるが、まさにモニターとなったし開発者とも知り合いになれたりした。アレハハングルは日本でいうなら一太郎みたいな韓国標準のワープロソフト。今でも利用者が多いはず。でも日本と同様にマイクロソフトのワード利用者もすっかり増えた。さて、今の話であるが、電子政府が発達している(日本よりはるかに進んでいる)韓国のインターネットにおいて、僕らは税務など会社の業務をインターネットでできる仕組みになっていて大変便利だ。ただし(ここが重要)その場合使える環境は韓国語WindowsInternet Explorerこの組み合わせがほぼ絶対なのだ。決済などで使われる保安システムのパッチは上記の条件のみで作動するようになっているから。(パッチインストールを要求するウィンドウがなんども出て来て、それらを完了しないと先に進めなかったりするので、結構面倒だが、それをクリアーすれば便利という仕組みである)これは韓国生活をしてネットショッピングをしたい場合もほぼ同様。特にカード決済をする場合は(しかもおそらく韓国発行のクレジットカードが必要)必要になってくる要件だ。故にマック(アップルコンピュータ)では対応していないので、数年前からMacBook Airを使っていた私は韓国でのネットショッピングとは無関係の生活を暮らしていたし、事務処理は全て経理の人にお願いしていた。そんなわけで(別の理由もあるが)マックの普及率は韓国において結構低かったりする。同じアップル社製品のiPhoneは日本と同様人気があるのにもかかわらず、だ。ただ近年それでもスタバに行くとMacbookを持ち込んで何やら作業している人をよく見かけるし、アップルストアは未だにないものの準アップルストアともいうべき公式リセラーショップは多く見かけるのである。利便性を犠牲にしてファッション性に進んだ勇気ある若者?が増えているのであろう。さて、日本人としてはかつて日本語Windowsにアレアハングル国際版で大学の論文を書くという用途では全く間に合ったのであるが、ネット時代の今日はどうすればいいのか。今回私としては、MacBook Pro(もしくはMacBook Air)にパラレルというソフトを入れた。(以前から使っていたが)パラレルはMacOS上で別OSを動かすことができるソフトウェアである。今のMacであればboot campを使ってマルチブーティングも可能で、パラレルというソフトウェアなしでも他のOSをインストールすることが可能であるが、他のOSを動かす場合、当然ではあるがいちいち再ブートしなければならなく面倒である。重たく使用しないことを前提とするなら、パラレルは瞬時にOS間を行き来することができる。ということでMacBook Proにパラレルを入れて、日本語と韓国語のWindowsを入れることで、ある意味最強の環境にしている。まあ、お金のかかる環境構築なので、留学生などには簡単にお勧めできないが、現在としてはベストの選択。さらに写真をご覧になるとわかるが、マックの場合、キーボードは選択できるので、韓国語キーボードを使っている。日本語Windowsインストールの際、キーボード選択で少し気をつければ、問題はないのである。にほんブログ村