アズレウスのくつろぎTIME

5月になると、少しずつ我が家にも花が咲く。

我が家の庭には今頃白い花が咲いている。

それは長男帰省の頃なのだ。

これは椿

 これは木瓜

これはスミレ

そして、ついに蕗の薹が蕗になった。。（父の好物）

そして、家の中にはこの連休の間にカトレアが遂に咲いた。

今日5日、仙台から帰省していた長男が帰って行った。

2日～5日までの期間だった。

2日の日、高速バスで仙台から青森まで普通であれば5時間かかるところ家に着いたのは、なんと5時すぎだった。

それほど交通渋滞だったよう。

おまけに往復でバスのチケットを買ってたのに帰る日にちを間違って4日にして買ってしまったと言う。

帰りは同じ仙台の友達と帰れるから5日でもいいらしく、一日でも長くこちらにいたい長男は「どうしようかな？」ともはやチケットはあきらめて遅く帰る方を選びたい模様。

「高速バス会社に電話して確認したら？キャンセルしたら少しはお金返ってくるかもよ」って私が言ったらさっそく電話して、結局往復9,800円のうち片道分全く全額ではないけど4,000円近くは払い戻しできたのだった。

帰ってきた日はウキウキと夕食後も私とおしゃべりしていたが、会社のことを聞くのが楽しい。

「どう？新しい子入った？」と聞くと、「最近若い女の子が入ったけど、常識なくて困る」と言う。

「どんなふうに？」と聞くと

「電話応対ダメ、無断欠勤する、挨拶なってない、自分の親父をパパと慕ってやたらそのパパとラインばかりしてる・・・」など。。

「親の育て方もおかしいんじゃない？」と私。

「そうだ、親もおかしいし」と長男。

その後長男は思い出したように「うちの社長さ、最近シュリンプ（えび）事業やろうとしてる。」

「何それ？あんたの部門パソコン業務でしょ」と私。

「そうなんだけどさ、外国のえび仕入れてそれを売る部門もやってみたいんだと。それで俺に❝お前自宅でテストにそのえび飼ってみてくれないか？❞て言ってさ、一旦はいい返事したんだけど、家に帰ってから、❝待てよ、俺これって超やばいかも？❞って、まじまずいって思ったんだ。」と長男。

「なんでさ？あんた昔から動物博士で特に水生動物なんか図鑑丸暗記してたじゃん」と私。

「でもさ、それってこの52インチくらいのテレビくらいの水槽部屋に置いてさ、水替えたり、電気つけっぱなしだったり、えらいことになるって思って頭抱えた」と長男。

「何それ、その飼育費会社から出ないわけ？」と私が聞くと「出ない」と長男。

結局「俺そんなのやらされるなら会社やめますから」と長男は社長に言ったそうな。

そしたら、社長はあっさり「ああそうか～」って、違う40代の男性社員に既にやらせているそうな。。

そして長男が言うには「好きなことを仕事にはしたくない」と言うのだった。

あのやんちゃ坊主で小学校の時なんか、学校の廊下にトカゲを走らせた子がね～

なかなか大人になったね～

まあ、長男の会社の社長はかなりマニアックで、学歴、経歴など気にせず、実力主義だが、いろんな事業にチャレンジしたがる人のようで、40代独身、会社には何匹かペットの犬猫がいてかわいく動き回ってもいるらしい。

社員と仲良くしたいせいかしょっちゅうお楽しみ会をやったり、家族のようでほとんど社員は独身ばかりらしい。

長男は二日目は中高校時代の友達3人で、その中で唯一結婚してる友達の家で、夜通し麻雀やら何やらでお楽しみで明け方帰ってきたらしい。

私は寝ていて帰ってきたの気付かなかったし、その日は夫も弘前へ大学の同窓会で泊まりで次男と二人きりだった。

次男の方は休み中も午前だけは仕事だったのだが、それでも親子4人揃った日は久々にあったわけだった。

私はこの連休、長男のことを考え、食事の支度に追われていたのだった。

最後の5日の日、友達の車で帰ることになった長男に久々に言った。

「いつも帰ってくると肩揉んでもらうのに、今回は忘れたなあ～」って。

そしたら「揉むか！」と私の首筋や肩や背中をご丁寧に一生懸命30分は揉んでくれた。

この子には小学校の頃から私の肩揉みの躾をしてあるので、プロ並みにうまいので、いつもこれさえあれば親孝行と思うほど気分いいのである。

最後に長男の写真を記念に一枚撮って、私の手製の弁当を持たせてやった。

ご飯は自分で炊くからいいんだそうで、今回はおにぎりは握らずおかずだけ。

あの子は昔からチーズが好きで卵焼きにもチーズ入り、そしてこのフライの中身は鶏のささみだけど中にはチーズが巻き込んで入れてある。

いっぱい作って昼もこれを食べたのだけど、揚げ物を作るって、特にこのチーズ入りフライって時間と労力がなかなか大変。。

でも長男はこれが幼稚園頃から好きでお弁当にはこれかエビフライと決まっているのだ。

帰って来たときも、帰って行くときも一緒に住んでる祖父母（私の両親）に挨拶を必ずしていく長男。

そして長男が帰るときは、わざわざ玄関に孫を見送りに私の両親は必ず出てくる。

長男の友達にも「よろしく頼むよ」と父が言葉をかけて、お互いに挨拶し合い、手を振って午後2時頃にお別れだった。

長男は帰ってくると亀4匹の水を替えたり餌をやって、亀の頭をなでていく。

又元気で夏に会えるさ～

今回のお前のおみやげのおまんじゅうもおいしかったぞ～長男君。