先日長男といろんな話を電話でした。
そのきっかけは去る6月18日の父の日のプレゼントから始まった。
毎年恒例の長男からの贈り物は父の日の前日に届いた。
中味は
今年はこのように「豚肉の味噌煮込み」だった。
冷凍してあり、どのように食べたらいいのか悩んでいたら中にレシピが入っていたことに気付き、それを参考に料理してみた。
一回目は定番の野菜炒め
キャベツとピーマンを入れて焼き豚の味噌だれで炒めたものだが、まあ普通の野菜炒めよりも汁が多くて甘目な感じだったかな?
そして、二回目は焼き豚丼
どんぶりの中にまずご飯を入れて、その上にキャベツの千切りをたっぷり乗せる。
それからその上に焼き豚をあたためたのを乗せて、こねぎを細かく刻んで乗せ、ゆで卵を添える。
後は焼き豚の袋の中の味噌だれをたっぷりかけで出来上がり!
これは結構おいしくて評判が良かった。
両親にもラーメンの上にでも乗せて食べるようにと切り分けた状態の焼き豚をおすそ分けした。
さて、この後は亀の話だが、うちの長男の置き土産の亀4匹が今年の冬眠から目覚めて外の光を浴びるようになったのは4月の初めだったと思う。
長男が家を出て県外に行ってしまったのは18歳の時だが、その時から毎朝亀の水を替えて日光に当てて、餌やって、たまに歩かせるのが私の仕事になってしまったというわけだ。
先日楽プロにも書いたが飼ってる亀4匹のうちの1匹のクサガメのメス(名前はハルカ)の左前脚が動かなくなって心配していた。
その時の光景はこんな感じ
真ん中がそのハルカだが、曲がってる脚がぶらぶらと全くこの日は動いていなかった。
散歩は4匹で先頭にいるのがハルカだが、背中の骨が変形してへこんでいる。
これは多頭飼いをしてる場合に狭い場所で日光浴させてるので、どうしても一番大きいハルカは他の亀たちに乗られて下敷きになってしまうために日光が当たる度合いが少ないせいもある。
でも、うちの亀たちはミドリガメ二匹も背中がこうなので、やはり北国は日光不足かなとも思う。
唯一クサガメのオス(シノブ)だけは一番小さいので背骨が真っ直ぐだ。
我が家は今こんな風に今ようやくバラや寄せ植えの花たちが咲いてきれいになってきた。
亀4匹をこうして歩かせるのは、なかなか目が離せないものだ。
亀と言うのは初めは大人しくじっとしてるが、環境を把握すると急に勢いづいてパタパタと勝手に速足になるのだ。
それも4匹が全く別々に歩くので後を追っかけて道路から戻したり、車の下にいかないように・・・
脚が動かないと心配したハルカでさえも結構目を離せないのだった。
でも、長男にそのことを話したら心配して、それはきっと「くる病」だろうと言い、日光浴は4匹一緒の箱でなく、二匹ずつにしてあげて日光が全員にまんべんなく当たるようにしてくれと頼まれた。
それで、昨日から二匹ずつにして二階のベランダに置いたのだが、今日の朝再びハルカを歩かせたら、
何と
しっかり4本脚で歩いていた
三日前にぶらぶらしてた脚が今日は大地を踏みしめて力強く踏ん張ってしっかり歩いていた。
心配したときはハルカの動かない脚を持って「ほら一、二、一、二、脚動かすんだよ」って伸ばして動かして何度もさすってあげた。
本当に今日は感激!
「よかったね~ハルちゃん」って言ってしまった。
うちの夫は「歩けないんじゃなくて、きっとサボってたんだろう」って言った。
そうか、年とった分いらない労力を使わずに目的を達成する方法を体で覚えたのかも・・・
それは人間にも言えるので、亀も賢いのかな?
我が家のベランダの亀置き場
左下がクサガメのメス(ハルカ)とオス(シノブ)
右下がミドリガメのメス(ナル)
最上階がミドリガメのオス(シノ)
何で、ミドリガメ夫婦が別居してるかというと
ほら、こんな風にミドリガメのメス(ナル)の左前脚が腫れてるでしょう。
これは同じオスの(シノ)にかじられたからなのだ。
繁殖行動したいオスが逃げ回るメスをかじるからだ。
手だったり、お尻だったり、爪がなくなったり・・・
ひどいときは血が流れてびっくりする。
幸い、亀の再生力は早いので、自然に治るのも早いが。
でも、一応隔離した方がメスにとっては安心だろうと怪我の回復のため当分別居させることにした。
一方、クサガメの方は大人しい気質なので、そういう派手な怪我はないのでずっと同居させてるが、亀の場合はオスがメスよりも体が小さいので、大体はオスがメスの背中に乗って日光浴しちゃうので、メスは損をしてしまうので、気を付けてあげよう。
亀が我が家に来てからもはや22年目、その中でもハルカは初めから大きいのを飼ったので推定年齢は30歳は絶対超えてると思われるし、あと20年は生きるとも聞いている。
うちの長男は昔からやんちゃだったけど動物好きでやさしい子だった。
その長男が9歳の時に飼った亀を私がこうして面倒見てるので、そのことに感謝しているらしい。
最初は面倒だな~と思った亀の世話もだんだん亀への愛着に変わってきたように思う。
この子たちがいなくなったらやはり寂しいだろうな、特にこの最年長のハルカが元気でいてくれるのが何よりも嬉しい。
先程長男に亀が元気になったことを書いて、写真を添付してパソコンメールした。
最近経理部門に部署が移動になったと言ってた長男。
9歳だった亀好きの少年は今も家に帰ってくると亀の世話をする。
31歳になっても亀の世話をしてる長男の丸めた背中は9歳の面影が感じられる。
私が送った亀の写真を見て、ホッとして元気に又仕事頑張って欲しい。。