アジアチャンピオンズリーグ J初のグループリーグ突破
先日行われたACL(アジアチャンピオンズリーグ)、F組首位の川崎フロンターレはホームにアレマ・マランを迎えての対戦。前半4分、ジュニーニョの左クロスをゴール右で受けた中村が中央へ切れ込み、先制ゴール。後半25分にも中村が相手DF2人をドリブルでかわして追加点。更に後半35分には原田がダメ押しの3点目を挙げ、3-0と快勝。通算4勝1分けで勝ち点を13に伸ばし、日本のクラブとして初の決勝トーナメント進出を決めた。ACL5大会目での快挙。1次リーグ突破へと結びついた最大のポイントは「アウェーで勝てたこと」と、関塚監督はコメント。更に「Jリーグの代表として、サポータの前で1次リーグ突破を決められてうれしく思う。関係者の皆さんに感謝したい」と喜びを伝えました。一方E組首位の浦和レッズはアウエーでペルシク・ケディリと対戦。前半10分、MFポンテがペナルティーエリア内で倒されて得たPKを小野がゴール左隅に決めて先制。一時は逆転を許したが、後半5分にポンテがゴール正面から落ちついて同点弾。勢いに乗って後半17分DF阿部のヘッドで逆転。しかし、後半38分同点に追いつかれ3-3のドロー。DF闘莉王、MF山田を出場停止で、FWワシントンをひざ痛で欠いたこの一戦。3月7日のACL初戦(ホーム)で3-0完勝しているだけに痛い引き分け。試合後小野は。「あんなに弱いチームに勝てないことは、自分たちが情けない。悔しさでいっぱいです」とコメント。更に坪井も。「きょうは見違えるチームだった。ピッチがデコボコの方がうまかった」とコメント。それでも2位・シドニーFCも引き分けたため、勝ち点1差で首位をキープ。23日の直接対決で引き分け以上で1次リーグ突破が決まります。頑張って欲しいです。