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テーマ:和歌披講(12)
カテゴリ:和歌を歌う~披講
和歌の披講を、歌聖・柿本人麻呂さまに捧ぐ。

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歌会では、甲調六首、乙調六首、上甲調二首、甲調一首、乙調二反一首

計十六首の披講という、大変長いものでした。

手のひらに、じっとりと汗が・・・。


resize0973.jpg

わたくしは、安座という座り方で、男役になりきって座っておりました。

しかしなかなか、骨盤を安定さすのにコツがいりますし、いざ立とうとする時には、足を後ろに回さなければ立てませんので難しいですね。
殿方は大変だと思いました。


resize0969.jpg

こちら、八條先生のお道具です。

「主殿司」という、殿上人にお酒を注ぐお役をいただきましたので、この銚子を掲げて、ひざ立ちで畳の上を移動する練習をいたしました。


実は、練習している間か歌会の折かに、足の小指を擦ってしまい、途中からは絆創膏を貼っておりました・・・。


八条忠基先生の解説では、宮中では冬でも足袋を履かないのがマナーで、外に出るときにも、裸足だったそうです。

年をとってしまい、裸足でいるのが辛い、という年代になったときには、天皇に許可を「襪(しとうず)御免」という許可を取れば

幕末に、皇女和宮様が徳川家に嫁いだ際、御所の女性たちを引き連れて大奥に上がったときにも、皆裸足であったと。

それで、大奥の女性たちは足袋を履いておりましたので、和宮様ご一行のお姿を大奥の女性たちが笑った、というエピソードがあるそうで。

ですから、江戸時代当時でも、宮中では足袋を履かない、という決まりを守っていたことがわかりますね。


襪(しとうず)とは、指が分かれていない足袋の原型です。
参考画像

jk642.jpg

杉野学園衣装博物館様よりお借りしました


そんなわけで。

畳の上を膝が引き擦ってしまうと、袴が擦り切れてしまいますし、足先も膝も擦らないように移動しようとすると、普段使わない筋肉が必要となり。

思いのほか、体力勝負の様相を呈してきました(笑)








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最終更新日  2015.03.26 17:52:15
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