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カテゴリ:ナチュラル&エコロジー
拾われると怖いので詳しく書けないけれど、
購入しようと思っていた物に、環境ホルモンの疑いのある「抗菌剤」が塗布されているようだ。 しかも半端な量じゃない。 まだカビを吸っているほうがマシと思えるほどだ。 メーカーが指定されているので、抗菌剤なしのシンプルな物を選ぶのが困難な状況・・・。 どうして日本はこんなに「抗菌」大好きなんだろうといつも思う。 清潔なことは悪いことじゃない。 だけど、行き過ぎるとバランスが崩れ「不自然」になるような気がする。 文字を見ればシンプルに「自然でないもの」そのままだけれど、 とても深い意味を持つ文字のような気がする。 10年以上前にあることがきっかけで、急にアレルギー体質になってしまった。 シックハウスが認識されかけていた頃だったか、 しかしまだ薬品や化学物質に対してのアレルギーは一般的にあまり認識されておらず 肩身の狭い思いをしていた(田舎なので今もアレルギーを根性論で諭す年寄りが多い) ドラッグストアやホームセンターなどへ行くと目・鼻など粘膜の痛みや、 涙・鼻水・くしゃみなどが止まらなくなったりした。 ハウスメーカーのモデルハウスでは、 「床下から天井裏まで全館にシロアリ殺虫剤を24時間循環させるので、安全!」とうたい、 その循環させた殺虫剤入りの風を吸って帰りに吐いてしまったほどだ。 大分マシになった今でも、防虫剤や殺虫剤、洗剤や芳香剤などのコーナーなどには あまり立ち寄らないことにしている。 確かに命に関わる危険な菌も少なからずあるので、除菌・抗菌全てが悪いとは言えない。 しかしイタチごっこのゴキブリ殺虫剤や除草剤などと同じように、 菌が抗菌剤に対抗できるように、どんどん毒性を強めていっているという説もあるくらいだ。 化学物質が産業の発展に大きく貢献したのは間違いないけれど、 アスベストやその他の公害問題が30年以上経った今でも問題視されているように、 その副作用は強く残る。 弱い個体は淘汰され強い個体が生き残り、環境に適応しながら変態を続け、 あらゆる生物は今に到っているのだろう。 (文系なのでこの辺はアバウト) 化学物質などの副作用が「自然」な淘汰の摂理ならば、それに逆らう術もない。 人間が保護を唱えている絶滅を危惧されている動物などは、 はっきり言って絶滅してもいいと思っている。 環境に適応できなくなった種がそこで途絶えるのは自然の摂理だと思うので、 人間ごときが無理に存続させようと頑張る必要はない。 このまま少しずつ地球の環境が変わり、人間が適応できなくなると同じ道を辿るのだ。 人類が絶滅してしまうのか、環境に適応するために別のカタチになってしまうのかは わからないけれど、 生き残るとすればきっと、私達が認識している「人類」ではないはずだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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