歯医者日記~橋幸夫は名医~第6話「圧迫感」
アジト組員の皆様、こんちくわ。さて「2週間まとめて更新」もこれで最後です。この日は再び歯医者でした。先日の型取りした冠が出来上がっているので、それをセメントでくっつけるとの事でした。微調整を加えながら何度か着けたり外したりされてます。「痛みない?どうですか?」ま、今日の作業は削るわけでもないし麻酔なくても安心だな~なんて思い、余裕の笑みで「大丈夫です。痛くないです。」なんて言って、無事に冠は装着されました。と、ここで終わってしまうほど歯医者日記は甘いものではありません。ここの歯医者さんでは治療時に顔の口周り以外の部分にタオルをかけてくれます。美容室なんかでもシャンプーの時にかけてくれるじゃないですか、あんな感じです。「そっか、水とか薬が飛ばないようにしてくれてるんか!」と最初は思っていたのですが見えへん分よけい怖いわ!なのです。次にどんな作業をされるのか見えないもんだから、耳がダンボ、わずかな金属音にも過剰に反応してしまいます。いや、見えててもきっと怖いんですけどね。むしろ橋幸夫は「恐怖に怯えるあまり無心状態の私の不気味な顔」を隠すためにかけてるのかもしれません。このタオルをかけられている時、治療の金属音以外にも気になっていた事があります。ほぼ地面に平行に椅子が倒され、目を塞がれているため何がどうなってるんだか、サッパリわからない状態なのに、時折頭にドーンとした圧迫感がくるのです。偏頭痛持ちだから緊張からくる圧迫感なのかなとか思ったり、橋幸夫の腕でも当たってるんだろうと思っていたのですが、この日タオルがなかった時に真実が発覚しました。お腹かよっっっ!!!!どうりで治療後にお団子がヨレてると思った!橋幸夫スリムなのにお腹は別だったのかぁ!次回からは髪を下ろそうと、ソッと決意した写楽でございました。