たった一つの嘘
ジェイムズ・L. ハルペリンという人の書いた「天才アームストロングのたった一つの嘘」という近未来小説は、もの凄く面白いです。お勧め! 10年くらい前に読みましたが、最近、屋根裏を整理していて出てきたので、読み返してみたのです。 文庫で500頁以上になる大作ですが、しかも読むのが二度目なのに、面白くて面白くて、あっという間に読んじゃいました。 SFで、どちらかと言えば理科系向きの本だと思うのですが、人間について、そして現代社会について、とても考えさせてくれる本です。 アマゾンで検索したら出てこなかったので、入手しにくいかもしれません。 内容は秘密にしておきますが、カバーの文章を一部紹介しましょう。「50年後の世界を舞台に、嘘と真実の概念を根底から揺さぶる最高級のエンターテイメント」 面白い本を読むと、嬉しくなります。