マングローブの繁る秘境:西表(いりおもて)島
八重島旅行の2日目。1日目の昨夜は石垣島に泊まりました。 夕食はホテルでバイキング。豪華ですが、あまり地元色がなかったので、次に来たときは、外に出て、地元の店で沖縄料理に泡盛にしようと思いました。よさそうな店も、昼間に見つけておきましたので、次の楽しみです。 さて、2日目はイリオモテヤマネコで有名な西表島。石垣島から西表まではフェリーで40分程度。朝9時45分に西表島に着きました。 西表島は人口2334名。周囲130Km。沖縄本島についで大きな島。熱帯に近く、年間降雨量は2600MM以上 → この日も、あいにくの雨となりました。 昨日は30度近くあったはずですが、今日は20度以下のようです。シャツにジャンパーで歩きました。 オプショナルツアーに参加。港から団体でバスに乗って、仲間川という川の河口に行き、そこから船に乗りました。 川の周囲は、何もないジャングルみたいで、秘境の雰囲気が出てきました。 西表島の90%は原生林。 人食い人種が住んでいるそうです(これは嘘) 川の水はいつもにごっているそうです。でも、成分は綺麗だとガイドさんが言ってました。西表の水道は近くの島にわけてあげています。 仲間川は、日本最大規模のマングローブの繁る川です。 マングローブというのは、海に近い河口(汽水域)に植生した植物の総称です。根っこが水の中にあります。 葉が水分を逃がしにくいとか、根に塩分のろ過能力があるとか、など、環境に適応するようになったそうです。 団体様、ご案内~♪ 30分近く、川をさかのぼって、マングローブのすきまから、陸に上陸。 現地人のたたく太鼓の音が聞こえてきました(嘘) 川の周囲には建物も道路もなにもありませんが、ここの場所だけ、上陸用の船着場と、通路が作ってあります。(帰るところなので人が逆向き) 30Mくらい通路を歩くと、天然記念物サキシマスオーの木が、どおーん!、と、ありました。 根が、春巻きかクレープを思わせるような巻き方で、板状になっているのが特徴です。樹齢400年以上だそうです。 なかなか、やるな、という感じですね。 通路は、ここでおしまい。自然に配慮ですね。 もっとジャングルを歩きたかったです。 川の源流には標高400Mくらいの山があるようです。ジャングルの中にも道があるそうですが、ヒルとかハブとかなんちゃらかんちゃらがいるので、私は入りません、とガイドさん。 川の流れは緩やかでした。シジミがとれますが、大きいのには驚きました。でも、おいしくないそうです♪ この川は、カヌーでも遊べます。途中みかけました。呑気です。 このあとは、沖縄民謡を歌いながら、水牛車に乗って浅い海をわたって、由布島という小さな島に渡ります。 ますます呑気です。