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カテゴリ:映画+亜細亜電影倶楽部
ハッチちゃんのblogを読んで心ひかれて以来、「観に行こう」と決めていた
「オペラ座の怪人」、ついに観ました! パリの19世紀のお話、なのに映画自体はすごく現代的なつくりでおどろき。 CGというよりSFXの使いまくりなんだって。 そういえば、画面に現れる質感が違ったような。 特にとにかく導入がめちゃくちゃかっこいーい。音楽もすばらしいし、 破損したシャンデリアを使ったあたりもすごーい。 いっきにひきこまれてしまいます。 さらにキャラ造詣が多面的でいい。 まあぶっちゃけると、三角関係の話なんだろうけど、 人生の愛や憎しみ、哀しみ、不遇、孤独、いろんな要素がちゃんとその 「三角関係」の背景をいろどっていることが、ただ映像を観ているだけで 伝わってくる。歌のおかげもあるのかなあ。 あの三人の関係の展開が痛ましい・・・と同時にそうなることに ものすごく納得。 きづくといつのまにかファントムに感情移入しちゃってました。 (たぶん「見世物」のエピソードに同情しちゃったんだ) そしてクライマックスの地下室でも・・・「ウワッ」と泣いてしまいました。 自室に戻ってきてからも私の中にまだ「ファントム」がいました。。 (これって「誰も知らない」を昨年の夏観た時以来の「心にキャラが棲みつく」感じ) なんともしようがなく、 「ファントムは愛に触れることができたんだもの。 追われながらにしろ地下室を自力で出て行ったのだもの、 最後は"かわいそうな生き物"でなくなったんだと思う」 といいきかせて、そして、心の中で合掌したのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.04.04 15:20:56
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