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カテゴリ:映画+亜細亜電影倶楽部
毎朝のようにきいているJ-WAVEの番組「BOOMTOWN」。
番組で募集していた映画試写会の招待状が届き、 大好きなBDちゃんと、一緒に「理想の恋人.com」を鑑賞した。 http://wwws.warnerbros.co.jp/mustlovedogs/ 上映前、ナビゲーターのクリス智子さんがMCで登場。 以前に「奥様は魔女」の試写会のクリス智子さんのMCやそのファッションに かわいい&かっこいい&さわやかだなあーとひたすら感心したものだが、 今回もなかなか素敵な組み合わせのファッションでおでまし。 しかも試写会は16倍の当選確率だったとか! さて、映画は、バツイチの幼稚園の先生が、家族におせっかいをやかれながら次なるパートナーを「ネットで」探す・・というお話。 出だしはなかなか好調。主演のダイアン・レインも素敵。 ダイアン・レイン・・・なつかしき「リトル・ロマンス」 (私はこの映画を劇場で見たのが自慢です)の頃からずっと見続けてきた女優さん。 少女の頃から大人顔で、声がよく響く低い声で、スタイルも(一時期は)迫力満点でアネゴちっくな女優さんだった。 「アウトサイダー」 「ランブルフィッシュ」の紅一点ぶり。 「ストリート・オブ・ファイヤー」のロック・クィーン。 「愛は危険な香り」でのストーカーに狙われるファッショナブルなウィンドウ・ドレッサー。 どれもこれもかっこいい役だった。 それ以降10年間は、アネゴ・ダイアンを期待する私のようなちょいファンにとっては、「失われた10年」とよぶに相応しい出演作が続いたが(それでもわりかしコンスタントに出演し続けていた)、 エイドリアン・ライン監督の「運命の女」で完全復活。 昔の「ツッパリ」や「爆弾」をどこかに秘めつつも、「今はもう卒業したの。落ち着いた大人の女よ・・」を演じる十分な風格をもった女優さんとなっていた。 おっと、ダイアン話で横にそれた・・。 「パートナー候補者に出会うまで」のところは軽快で明るくて楽しかった。 しかし、「候補を絞ってみた」ところから話の展開が、軽妙ではなくなった。 中盤から終盤にかけての「絞った男ふたり」の動きがどうもにぶいし、肝心の主演・ダイアンの役の「言動」がなんだかちぐはぐでヘンだった。 出だしは典型的なラブコメで、途中から深刻&観客がついていけない主役の感情が暴走&涙って感じでストーリーの語り口のリズムがかわり、そのうえ鈍重になっている。 最後は「明るく」しめてたけど・・・。またこのラストスパートぶりがわざとらしい。 「この映画、結局なんだったの?」ってことになる。映画って全体をとおすリズム感もなかなか大事だと思う。 映画の長さを1時間半強におさめた理由はなんだったのかが知りたい。もともとの脚本になかったのか、それとも編集でカットしたのか・・などなど。 前半と同じくらい中盤をもっとていねいにステップを積み重ねることで、観客の共感をもっと得られたのではないだろうか。 アネゴ・ダイアンが素敵なだけに、おっしいなあ・・・。 映画の終了後、BDちゃんのお宅を訪問。素敵なおうちだった!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.12.11 16:52:01
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