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カテゴリ:ふるさと福岡
秋晴れの一日、太宰府の九州国立博物館に行きました。
※写真は九州国立博物館に飾ってあった山笠です。 朝から大変な込みようでしたよ。 人が数珠つなぎにお宝に群がっていました。 なにしろ、10年越しで実現した博物館の最初の日曜日でしたもんね。 あまりに人が多いのと、連れが80代の祖母でしたから、 長時間じっくりは見られませんでした(祖母は美術好きでしっかり見てましたがさすがに2時間歩いてみていると疲れた模様)が、 今度はぜひまる一日かけてみようと思いました。 私が興味を持ったのは、「九州は古来アジアの文化交流の窓口であった」という切り口。パンフによると、「日本文化の形成をアジア史的観点からとらえる」というコンセプトだそうです。 文化交流展示室で開かれていた「海の道、アジアの路」の展示は、 特にすばらしかった。新潟県の火焔土器にほれぼれ。 海の正倉院と言われる孤島「沖の島」の出土品。小学生の頃に学校区で発掘されて以来気になって仕方がない「甕棺」。 縄文、古墳時代の遺跡のファンなもので、うきうきして見て回りました。 「美の国日本」というテーマの展示では、まさに、日本中の博物館、そして 韓国、中国の博物館からも出品されていました。豪華絢爛。 韓国慶州博物館、東京国立博物館、厳島神社・・・自分が行ったことのある博物館で見たことのあるものもあれば、もちろんまったく見たこともないものがたくさんあり、奈良と京都にある国立博物館にも行ってみたくなりました。 太宰府天満宮と九州国立博物館はエスカレーターでつながっている、というまこしとやかな情報があったのに、行きも帰りもエスカレーターは結局使わずじまい。今度はそれでアクセスしようっと。 ↓ さておとなりの太宰府天満宮へ ↓ 久しぶりに訪れた太宰府天満宮、外国人観光客の多いこと! 飛び交う韓国語・中国語にアジアのパワーを感じました。 東京の亀戸天神は、太宰府天満宮とそっくり同じつくりにたてられたそうですが、確かにそうでした。実感しました。そっくりです。亀戸天神の方が品良くこじんまりとしています。 太宰府の方が広めでその広さをエキゾチックに感じました。 それはそうと、太宰府天満宮には、子供の頃から良く通っていました。 天満宮の裏手に子供遊園地があり、私はここで幼少のおりからベビーゴルフに懲りまくっていたらしいです。ほのかな記憶しかありませんけど。 また、ここ一発の受験の時、ここにお願いすると必ずといっていいほど願いが叶いませんでした。なぜだろう・・・。 ま、自分の努力が足りないんですけどね。 そして子供の頃は知らなかったけれど、確か大学の頃かな、太宰府天満宮の成り立ちが、実は悲しい神社であるということを知りました。 私の浅い知識と理解でこっぱずかしいのですが、文武両道で才能あふれた菅原道真公は、政変に謀られて太宰府に左遷されそこで命を落とした・・・・と。 そういう成り立ちを知ると、受験に落ちたのがなんだ、という気持ちにもなるもんです。ええ。 ところで。 天満宮参道の店の接客レベルの低下(もともと低かった?)にもびっくり。神社仏閣が好きで、旅をすると必ず立ち寄りますが、太宰府の参道の店をぶらぶら歩いて、いかがなものかと思われました。 菅原公をしのんで作られたのが梅が枝餅だというのに、それを売る店が愛想もこそもないでは、いけないなあ・・。 どの店とはいいませんが、なるべく天満宮に遠い店に入るといいかも、と思われました。近くの店はほっといても客が入るから対応努力が足りないところ が多いのかも?すべてを食べ比べたわけではないけれど、空港の待合室で売ってる梅が枝餅の方がうまかったかも!!! ※おすすめ! 九州国立博物館 http://www.kyuhaku.com/pr/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.10.29 18:23:30
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