七転びやおら起き

過去を消すわけではないけれど、手離していくこと。
今日ふと、乗っていた電車が止まってしまって（それ
にしても東京って･･･よく電車止まりますねー･･･入社
式に遅刻しそうになったことあります　笑）、持って
いた本も読み終えてしまった私は、携帯のメールをチ
ェック。

ふと思い立って、何だかんだいってまだ残っていた、
１年前のメールを消し始めました。
もちろん、大半は彼からのメールでした。
忘れてたけど、写真つきメールもあったりして。
ほとんど見ることなく、大量にチェックして、消去。
うわーいっぱいあったなって感じ。
これと同じだけの量を、私も彼に送っていたのだけ
れど。

いっそ携帯ごと変えるのがベストなんだけど、何だか
んだいって今の機種を気に入っているし、番号も変え
たくないので。
メールを消したからと言って、事実や思い出まで消え
てしまうわけじゃない。
今の私には、それでもう充分。
ありがとね、って感じです。

あーでも、すっきり！した。

消したくても消せなかった頃、私が引きずっていたも
の。
私が取り戻したかったのはきっと、「彼に好きでいて
もらえた頃の自分」。
メールの中の彼の言葉は、その頃の私に向けられてい
たもの。
でも今は、あの頃よりずっと、素敵な場所（もちろん
土地も変わったんですが）に立っている。
またここから、得るものもいっぱいあるんだし。
ちょっとずつ、前進しています。