セカイモン経由でゲットした変わり種ラジカセ:R-5410B-メカデッキを整備しました
ホントは手を付けたくなかったカセットのメカ部分、グリスが汚れていて動きの重い部分が見受けられたので、古いグリスを拭き取って新しいものを付けました。下はメカデッキ部分を引っ張り出したところです。素人見でもピンチローラーや一部のゴムローラーを取り替えた方が良いと思いますが、当然そんなパーツは持っていません。予算¥18,000位で専門の業者さんに修理してもらえそうな気がしますけど、まあ止めておきましょう(^^ゞ上の画像で左下に半欠けで写っているゴムローラーを交換するともう少し駆動系が安定しそうですが、AM放送の音楽を録音しても話にならない程不安定ではないので私の整備はここで終了とします。ヘッドは少しだけ摩耗していますので、ノーマルテープを使っていたのではないかと思います。クロムテープだったらもっと激しく摩耗しているはずです。トゥイーターへのカップリングコンデンサは無極性ケミコンの0.47μFが付いていたので、0.22μFのマイラーコンデンサ×2と交換しました。これでトゥイーターの辺りから音が出る様になったので、最初のコンデンサは故障だったんでしょう。もう一つの16V100μFはキャプスタン駆動モーターと並列に接続されていたもので、これも交換しました。トランジスタも一回交換したのですが、2SC1327は元通り付け直しました。最後は画像がありませんが、AC入力電圧を調整しました。・今まではAC115の位置へAC100Vを接続していた→13%程電圧が低くなる計算・今回はAC115V〜AC220V(差圧:105V)へAC100Vを接続する様に変更→4.7%程電圧が低くなる計算実測でDC12.3Vの電源電圧が出たので、OKです。変更前は11.6V位だったと思います。本機はただでさえ重たいのに、単1電池×8個入れたらとんでもないことになりますよ(^_^;)従ってAC駆動がお薦めと言うことになります。