日本時間の2024年8月29日に
9TO5MACに出た、フィリペ・エスポジートさんの記事を抜粋しました。
- 人気のiPhoneとiPadのカメラアプリHalideは最近、Process Zeroと呼ばれる新機能を導入した
- この機能は、スマートフォンのカメラの最新の後処理なしで写真を撮ることができる
- アプリの開発者は、プロセスゼロがどのように機能し、iPhoneで撮影した通常の写真からどのような変化があるかを詳細に説明した
iPhoneでの画像の後処理
- 後処理が誇張されると、画像は自然に見えなくなる傾向がある
- 私はスマートHDRのファンではなく、AppleはiPhone 15のラインナップでこの点で多くの改善を行なったが、RAW写真はより自然な外観であるため、今でも高く評価している
- そしてMKBHDは、後処理がiPhoneの写真を台無しにしていると主張し、私はそれに同意する
- そこでHalideのProcess Zero機能が登場する
- 有効にすると、センサーでキャプチャした後、最終的な画像を強化するために使用されるほぼすべてのプロセスがスキップされ、「それは非常に異なる外観の写真になります:それらは対照的で、暗く、不完全で、少し粒状(特に暗い場所で)ですが、ユニークで本物です」と説明している
- 開発者が説明したように、プロセスゼロはより良い写真を約束するのではなく、ユーザーに選択肢を提供することである
- ゼロ処理の写真の外観を好む人もいれば、ダイナミックレンジが優れ、ノイズが少ない処理された写真を好む人もいる
HalideのProcess Zero機能の仕組みは次のとおり
- プロセスゼロは、単一の写真を撮り、生のセンサーデータを収集することで機能する
- Halideは、画像をごく最小限に処理するために機能する
左側のHDR画像と右側のプロセスゼロ画像
- プロセスゼロの写真は、センサーからキャプチャされたRAW画像に基づく
- Halideは、RAWデータとJPGまたはHEIC画像の両方を保存し、誰とでも簡単に共有できる
HDR画像 プロセスゼロ画像
※画像は9TO5MACから引用しました。
- 唯一の欠点は、サードパーティのアプリがiPhoneで12メガピクセルのRAW画像しか撮影できないため、24メガピクセルまたは48メガピクセルのプロセスゼロ画像をキャプチャ出来ないことである
- プロセスゼロは、そのデータを処理する独自の方法であり、画像最小限に抑えますが、見栄えを良くするために独自の機能を実行する
- RAWデータとプロセスゼロ処理JPG/HEICの両方を1つのファイルに保存する
- そしてRAWエディターで開けば、RAWのデータが取得され、心ゆくまで編集できる
- ただし、Instagramでショットを共有すると、プロセスゼロショットが取得される
- 当然、プロセスゼロ画像はナイトモードを利用しないため、画像はノイズが増える
- Halideは、より良い結果を得るためにISOを下げるために、ユーザーが手動制御で写真を撮ることを提案している
- また、プロセスゼロ画像にはHDRがないため、シーン内のどのオブジェクトがそれに応じて露出を調整するかを確認する必要がある
- プロセスゼロの仕組みについて詳しく知りたい場合は、Halideチームによるこの記事を必ずお読みください
GIMPはRAW画像をインポートできるけど、詳細は私にはわかりません。GIMPのマニュアルを読まねば・・・。