Shige & Happy の 気まぐれ写真日記

ノートリミングでとらえたい

　彼岸花の季節は稲穂の垂れる季節でもある。近郊の田んぼの刈り入れもほぼ半分終わった。8月の北海道・東北ツーリング以来久しぶりにバイクで出かけた。するとにわかに空が曇り始めて雨が降り出した。幸いに本降りにはならずに、やがて雨はあがった。

バイクを停めて、田んぼのあぜ道に咲いている彼岸花を撮ってみた。雨上がりであるが、空にはかすかに青空もあった。しかし、最近買ったばかりのPLフィルターを忘れてきたので、背景の青空を写しとることはできなかった。

「彼岸花と稲穂～１」

「彼岸花と稲穂～２」

　カメラ：DMC LX7
　ISO 400、焦点距離90mm相当、絞り優先AE 、露出補正+0.3(F 5.6、1/500秒)

 　実は、上の２つの写真は同じカットである。２つとも画像処理は全くしていない。比べてみると、思い切ってトリミングした下の写真の方がインパクトが強いように思える。

　デジタルカメラになってから、ついトリミングを前提に撮っている。ランニングコストもかからないので、「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」とばかりに乱写しているのだ。

　これからは被写体をよくみつめて構図を決め、ノートリ(ノートリミング)でも見映えのする写真を撮ることを心がけたい。