|
カテゴリ:カメラと写真
風景も視点を変えれば 先日、「浅井の一本桜」を撮りに行ったとき、駐車場の脇で面白いものを見ました。とりあえずメインの桜を撮って、帰りにその面白いものを数枚撮ったうちの1枚が下の写真です。 「 ? 」 露出は撮影時にマイナスの補正をしたうえで、画像処理でさらに明度を落としています。タイトルとしては「毛細血管」ではちょっと直截すぎでしょう。 それよりもっと不吉なものを思い出します。脳梗塞やクモ膜下出血で重篤な状態になっている脳の血管のように見えます。数年前の身内の不幸を思い出しました。 新年度早々に不吉なことを書きました。あえて、タイトルをつけるなら「疑惑の迷路」とか、「不安な流路」とかはどうでしょうか。 種明かしをすれば、この写真の場所をワイドな構図で撮ったらこういう写真になります。 「冬の樹園地」 久留米市一帯は植木とともに柿の名産地です。これは富有柿の果樹園です。でもなぜ幹が異様に白いのでしょう。写友が駐車場係の人に尋ねたら、害虫が入り込むので樹皮を全部そぎ落としているのだそうです。果樹農家がこんなことされているなんてまったく知らなかったですね。 そういえば、写真をよく見たら枝の先に緑色の新芽がついていました。 不吉な光景ではなく、果樹農家にとっては、虫害にあわず新芽を出しているメデタイ光景だったのですね。それにしても、こんなにきれいに樹皮を向くにはどうしたらいいのでしょうか。まさか、枝の1本1本まで人手で? その作業風景もいいモチーフになりそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/04/05 11:32:47 PM
コメント(0) | コメントを書く
[カメラと写真] カテゴリの最新記事
|