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Shige & Happy の 気まぐれ写真日記

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2016/11/19
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カテゴリ:カメラと写真

旧レンズがなかなかの健闘ぶり

 フィルム時代のレンズ、26年前のEF35-135mmと20年前のEF 20-35mmを、最新デジタル一眼レフカメラに使ったらどうなるか。果たしてその結果はどうなるか。

「室内撮影」

(手ぶれ補正はついていないので、ISO感度を1600にして撮ってみた~昨日(18日)撮影)

 フィルム時代ならISO1600はありえない。しかし、デジタル時代の今はいとも簡単だ。スピーカーが曲がっているように周辺部の歪曲収差は気になるが、なかなかいい感じに撮れている。

 今朝(19日)は小雨模様の薄曇りで、庭にはまだ陽が射していない。とりあえず、自宅の庭のモミジを被写体にして昔のレンズの写り具合を試してみた。

「EF20-35mm」

(ほとんど違いがわからない、F16のほうがやや解像感は高い)

 絞り開放では周辺部はかなり暗くなっているが、F8ぐらいに絞ると問題はないようだ。上の作例では開放F4とF16で比較している。(三脚使用、ISO400固定、絞り優先AE~以下の写真も同じ)

「2つのレンズの35mm」

(上は20-35mmの望遠側、下は35-135mmの広角側だが全体の写り具合は変わらない)

 35-135mmの方は広角側になるので周辺光量の不足は明らかに気になる。しかし中央部の描写については甲乙付けがたい。パソコンの大画面で見ると解像度はデジタル時代のレンズにはかなわないが、フィルム時代の写真のような柔らい感じが出ていてなかなか味わいがあっていい。

 最近のレンズは絞り開放でも切れ味がいいが、26年前のレンズは開放では周辺光量も不足しているし中心部の描写も甘いようだ。やはりF8以上に絞ることが基本的な使い方だろう。

  最後に焦点距離は違うが新旧レンズの開放絞りでの描写を比較してみた。

「EF 35-135mm F4-5.6の135mm側」

「EF 100mm F2.8 L IS MACRO」

  どちらも絞り開放で撮影。色味は似通っているが、26年前の旧レンズ(EF 35-135mm F4-5.6)は周辺部の光量と解像感が不足している。やはり旧レンズは絞って使った方がいい。デジタル時代の新レンズ(EF 100mm F2.8 L IS MACRO)は絞り開放でも周辺光量不足はないしよく写っている。

 旧レンズも絞って使うと、等倍比較でもそんなに違いは感じられなかった。AFもきちんと作動するし、結論的には旧レンズの健闘ぶりを讃えたい。

 ただ、旧レンズは使えるといっても最新ボディとの相性はどうかわからない。もしかすると電気的な不具合がボディに悪影響を与えるかも知れない。常用レンズにするには当然不安が残る。 

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Last updated  2016/11/19 03:14:20 PM
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