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テーマ:日々の出来事(3630)
カテゴリ:最近の出来事
もらい物を食する メロンは食べる前(切る前の)の存在感は強烈である。昭和生まれにとってはメロンは果物の王様で、世界にあまた果物があってもメロンだけは特別の存在に思える。
メロンの原産地はインドとされている。紀元前2000年に栽培が始まったが、最初はやや甘いキュウリという程度であった。メロンはキュウリの仲間なのである。
その後紀元前5世紀にヨーロッパに伝えられ、長い時間品種改良が続けられ、ルネサンスの時代に甘いメロンが作り出されたという。ルネサンス期には芸術・文化の花だけでなく甘いレモンの花も開いたのである。
毎年札幌中央卸売り市場で行われる夕張メロンの初競りは高額で競り落とされるご祝儀相場で話題となる。昨年(2016年)は、2玉一箱で300万円という新記録で競り落とされた。 炭鉱閉山で人口が急減し、207年に353億円の借金を抱え夕張市は財政再建団体となった。財政再建中の夕張市にとって、一番全国にネームバリューのあるのが「夕張メロン」である。 ちなみに冒頭で果物と書いたが、生物学的には果菜(実を食用とする野菜)類に属する。しかし、青果市場では果実、或いは果物として扱われている。ちなみにトマトは野菜(緑黄色)として扱われている。 ↓ランキングに参加しています。よかったらクリックをお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017/08/03 04:19:20 PM
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