Shige & Happy の 気まぐれ写真日記

​​今年まででお役御免といきたいが​​

  数年前、ある組織で県の本部役員をさせられることになった。最初はヒラだったがやめる人が出てきてだんだん昇格させられた。今年は年に一回の定期総会の進行係をすることになった。朝8時からの準備もおわり、時計は開会20分前を示している。

　会の進行自体はそんなに大したものではない。例年シナリオ通りに進んでいく。議事は議長団が進めるが本部役員会の提案に対して「異議なし、賛成」という結論はすでに見えている。

​「来賓も今年は秘書が多い」

(参議院選挙の準備で忙しいのだろう、議員本人の出席はゼロだった)​

　問題は総会が終わってからだ。議事が終わると毎年記念講演がある。その記念講演の記事を会報に乗せるのだが、その原稿を書くのが一仕事なのだ。

　ICレコーダーに録音はするが、それを文章に起こすのにはかなりの時間とエネルギーが要る。また、それを決められた文字数に要約するためには、5分の1ぐらいに文を間引く必要がある。

　問題は講師に失礼のないよう要約できるかだ。文字数が限られていると、大意は間違っていなくてもニュアンスまで表現することは至難の業である。

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