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テーマ:今日の出来事(292605)
カテゴリ:最近の出来事
長崎を観光 ボリビアの親戚の親子3人が日本を3週間ほどかけて旅している。各地の叔父叔母や従姉妹たちを訪ねながらの旅である。地球の裏側に住む彼らにとっては、一生に一度の旅になるかもしれない。 昨日(10日)、自分は用件があり同行できなかったが、彼らは県北部の海辺の観光地を案内されている。夕食は自分も一緒に近所の和食屋で食べた。その後、彼らにとって伯母になる妻の母の嫁ぎ先(妻の実家)で2泊目を過ごした。ボリビアの広い屋敷になれている彼らにはちょっと狭かったろうが、畳と布団で寝るということも貴重な体験だろう。 彼らは今日と明日は長崎を訪ねたいという。お安いご用である。自分たちが3年前にボリビアを訪ねた時は、今回訪ねている従姉妹(現地で医者をしている)に、国境を越えてペルーのマチュピチュと、アルゼンチンのイグアスの滝を案内してもらったのだ。 「市内に入る前にペンギン水族館へ」 (ケープタウンで見た野生のペンギンは、コロニーをつくっていて保護されていた) 日本では水族館でしか見られない。それも飼育されているペンギンだ。ボリビアは南米でも赤道に近いので、ペンギンは珍しいだろう。あまり種類は多くなかったが、飼育員の人から一斉に餌をもらう姿は可愛かった。エサは魚のアジだそうだ。 その後市内に入って、茶わん蒸しの老舗で昼食を食べた。ボリビアの日本人居留地にも和食店や中華料理店はあるがちょっと何かが違う。多分素材の新鮮さなどで味が違うのだろう。そこで、せっかく日本に来たのだから本場の味を食べてほしかったのだ。 「老舗の料理店、茶わん蒸しが有名」 (平日なのにちょっと待たされた茶碗蒸しは本当に茶碗に入っていた) そのあと、車で少し走って長崎原爆資料館へ向かった。九州に来るとき広島にも立ち寄ったという。広島にはかつてオバマ大統領が来たし、ローマ法王の長崎訪問が予定されている。純日本人の彼らも見ておかなければという気持ちがあったのだろう。 「平和記念像の前で」 (最近塗りなおされたそうだが、こんなに青かったかなと思う) すぐ近所に住む(ボリビアから比べたら)自分も、この地を訪れたのは小学校の修学旅行以来である。そのときは写真を撮ったことだけしか覚えていなかった。被爆者の体験談を聞かせるという試みもまだ行われていなかったのだろうと思う。 その後、いったん旅館にチェックインした。すでに宵闇が迫っていて長崎市街を見下ろすホテルからは、長崎の夜景が窓一面に広がっていた。一休みしてもらってから夕食に出かける。やはり長崎に来たらお決まりの新地町中華街の中華料理店である。何種類かの料理をシェアしながら食べて満足した。観光客だけでなく地元の人も多かった。 「新地町の中華街で」 (ドクターの母親と長男長女の3人、後ろが夕食を食べた中華料理店、江山楼) ベッド2つの洋室に和室10畳がついた部屋を予約していた。我々は部屋の近くの浴場を使ったが、ボリビアの兄妹は、すこし離れた別館の露天大浴場に行ったという。日系人でも2世、3世になると来日しても人前で裸になる大浴場には入れないという。現地には大浴場のある「旅館」が無いからだろうが、彼らにはいい体験になっただろう。 長崎の夜景は、香港、モナコとともに「世界3大夜景」と言われることがある。別の説もあって長崎の代わりに函館が入る。いずれにしろ、山に囲まれた長崎の夜景は階段状にきらめく光が長崎湾に反射していて、美しいことは間違いない。きれいな夜景を思い出と土産話にしてもらいたい。 ↓ランキングに参加しています。よかったら下のアイコンをクリックしてください。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/12/31 01:41:25 PM
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