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テーマ:デジカメ(526)
カテゴリ:カメラと写真
ソニーの新技術に目が行って APS-Cとは1996年に販売開始された、アドバンストフォトシステム(Advanced Photo System, APS)という新しいフィルムサイズからきている。35㎜×24㎜というフィルムサイズが主流だった時、ふた回りばかり小さいフィルムを使うカメラが開発された。 APSには、フィルムサイズが35㎜版より小さく、カメラサイズがコンパクトになるという利点があった。しかし、35㎜版よりも画質が劣るなど諸々の弱点などから商品力がなく、2012年にこの規格のフィルムは市場から姿を消した。 カメラのデジタル化は、1995年3月にカシオ計算機がQV-10を発売したことに始まる。撮影した写真を液晶画面で確認できる点が評価された。同じ1995年にWindowsが発売され、写真をパソコンで管理するようになってデジタルカメラへの関心が高まった。 デジタルカメラの時代になって、センサーがコンパクトで、35㎜フルサイズよりも安価に生産できる利点からAPSサイズが見直された。APS-CのCは、APS フィルムの中に2対3のクラッシックな縦横比のフィルムがあり、それと同じ比率のセンサーにしたためAPS-Cと呼ぶようになったものだ。 「ハイアマチュア用のEOS 7D Mark2」 (ミラー式の一眼レフ。ボディの剛性も高く、連写も秒10コマというハイスペックだった) APS-Cサイズの一眼レフは、センサーが小さいコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)には飽き足らない人たちに人気がある。APS-Cサイズであっても、一眼レフだと、レンズ交換ができたり、背景のボケが得やすいといったメリットがあるからである。 昨年ソニーからミラーレスのAPS-C機が発売された。α6000シリーズである。人や犬などの瞳にピントを合わせる瞳AF機能がついている。その新機能に魅かれ初めてソニー機を買った。そのため、EOS 7D Mark2等いくつかのボディやレンズを売った。 「ソニーのα6600」 (レンズはf2.8の16-55mm,、手前は中古で買ったF3.5-5.6、16-50mm) AV機器や家電のソニーがカメラ事業に乗り出したときには違和感があった。しかし、近年になって、1インチのセンサーを使うコンデジ(RX100シリーズ)からAPS-Cサイズのミラーレス機(α6000シリーズ)、フルサイズのミラーレス一眼レフ(α7シリーズ、α9シリーズ)を次々に発売している。 本来コンデジやAPS-C機は、比較的手ごろな価格で買える点に魅力があった。しかし、ソニーのコンデジやAPS-C機はかなり価格が高い。しかも、RX100シリーズやα7シリーズのように、新型機が出ても旧型となった従来機も併売されている。 カメラの老舗メーカーのキャノンやニコンには、フィルム時代から積み上げてきたミラーを使った一眼レフ機の伝統がある。しかし、ソニーのカメラ事業は、最初からコンデジとミラーレスでスタートした。 ここ数年フルサイズのミラーレスカメラがどんどん発売されている。キャノンもやっと昨年、ミラーレス一眼カメラである EOS R を発売しソニーを追いかけている。従来の一眼レフ機の技術に縛られないソニーには勢いがある。せっかく断捨離を心掛け処分してきたのに、最近ソニーのカメラやレンズが増えている。財布のひもを締めないと! ↓ランキングに参加しています。よかったら下のアイコンをクリックしてください。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/02/21 06:35:57 PM
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