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テーマ:思うこと(3073)
カテゴリ:最近思うこと
唐津っ子の心配は 自粛が続いて、3月から4月、5月とざまざまな団体の会議も書面議決などで行われた。新型コロナウィルスの感染も地方では収まってきたという判断で、ある団体の全員研修会が、久しぶりの生会議で行われた。 それでも「三密」を避けるため、通常使っている会議室よりも広い市民会館の4階会議室を使って開催された。会議室からは、やや曇っているものの昭和に再建され、現在大規模修復工事中の唐津城が良く見える。 「唐津城の眺め」 (マンションの高層階にでも住んでいないと普通は見られない風景) この写真は、スマホではなく高級コンデジで撮ったのだが、ガラス越しでは解像度が悪い。天候も曇り空でメリハリにかける写真になった。 「眼下に見える唐津神社」 (左に社殿がある。秋の例祭では、14台の漆塗りの曳山が町を練り歩く) 11月初旬の「唐津くんち」が実施できるのか、唐津っ子にとってはそれが一番の気がかりなのである。特に「曳山」を持つ14ケ町の祭り関係者たちは、今現在大変な心痛のなかにあるだろう。 昭和天皇の病状が悪化して、全国の祭りや歌舞音曲が鳴りを潜めた時も、「唐津くんち」は開催された。天皇の平癒を祈り、天に届けとばかり気勢を上げた。 しかし、今回ばかりは事情が込み入っている。果たして開催できるかどうか、全ては天のみぞ知ると言うべき状況なのだ。 盆・正月に帰省しない学生たちも、唐津くんちには帰ってくる。特に「曳山」に子どものころからかかわってきた者たちにとっては、年に一度の大切な行事なのである。しかし、そこに大きな問題がある。それは都市部の感染状況がまだ収束していないからである。 しかも、子どもから大人まで、「曳山」一台当たり300人を超す「曳き子」たちが、一斉に引き綱を引いて気勢を上げる。しかも、「曳山」の通る沿道は、海外からの観光客を含め、大勢の観光客で身動きが取れない状況になる。 この状態はまさに究極の「三密」状態である。同時期に行われる「佐賀バルーンフェスタ」をはじめ、多くの行事が中止に傾いている。自分は、このような状況のなか、開催は無理だろうという見方をしている。 唐津っ子にとってはオリンピックより大切な「唐津くんち」である。果たして、2020「唐津くんち」はどうなるのだろう。 ↓ランキングに参加しています。良かったらクリックをお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/06/22 01:21:21 PM
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