|
テーマ:学校教育について(15)
カテゴリ:学校教育、教育問題
何でも上から「ガイドライン」はいかがなものか
スマホは今や生活上に欠かせないし、安全確保のためも重要なツールにもなっている。このことは否めない現実であり、今後ますます便利なツールとなっていくことは間違いない。むしろ、これまでは学校側の対応が後手後手に回っていた。 大阪府は2018年の大阪府北部地震をきっかけに、スマホ持ち込みに関するガイドラインを作成したという。文科省は、それを参考に有識者会議を開き、持ち込みを認める場合の条件をまとめたという。 「文科省、中学校で容認へ」 (この見出しも変だ。文科省に「認める」権限があるのか?~6/25 佐賀新聞) 持ち込み禁止というのは確かに時世に合わない。といっても、授業中に操作するなど、持ち込み許可に伴う問題点は多い。大事なことは、学校と生徒と保護者が共通理解してルールを決める事だろう。 何事も「文科省が決めたから」では、「お上が決めたルールなら守らない」、というのがアリがちな流れである。児童会や生徒会が中心になってルール作りをする。学校や保護者はそれを支援する。その方が一番教育的である。 学校も忙しくて、ついつい上からの通達に従っておけばよかろうということになりがちである。しかし、それは自らの教育力を放棄することにつながっていく。 大まかなガイドラインの必要性は認める。しかし、それを基本にしながら、各学校がどういう方法で持ち込みを認めるか、実情に応じて考えていくことだと思う。 ↓ランキングに参加しています。良かったらクリックをお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/07/01 07:15:29 PM
コメント(0) | コメントを書く
[学校教育、教育問題] カテゴリの最新記事
|