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テーマ:最近の出来事(571)
カテゴリ:最近の出来事
もう一度語り合いたかった もう四半世紀前のことにだが一緒の職場で仕事をした元同僚で先輩の方が亡くなられた。昨日の通夜には用事があって参加できなかったので葬儀に参列した。 「三密を避けて」 (3月ごろから呼吸器系の病気に罹っておられたという) 密を避けるために、椅子が一個おきに並べてあった。昨今の葬儀は「一時間前から焼香を受け付けます」とか、新聞の死亡告知欄に記載されている場合もある。だから参列者の中には早めに来て焼香を済ませて帰る人もある。 不特定多数が集まる葬儀の場では、これも仕方のないことだろう。隣の人が、ひょっとして、最近また一日あたりの感染者数が増えてきている東京から来た人かもしれない、などと考える人もあるだろう。 「出棺までお見送り」 (できるだけシンプルにというのは、現在のコロナ禍のなかでは仕方ない) 81歳だったという。男性の平均寿命と言えばそうだが、明るく楽しい方だっただけに惜しまれる。3年ほど前、当時の職場の同僚たちが集まる食事会を開いた。またそろそろ呼びかけたいと思っていたところでのコロナウィルス感染拡大である。 優しい表情で眠る先輩の棺に数輪の花を捧げて「もう一度話したかったです」と語りかけた。死は誰にでも間違いなくやってくる。心残りのない逝き方とは何だろうと考えてみた。心残りのない「生き方」をすることかなとも思った。 ↓ランキングに参加しています。良かったらクリックをお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/07/23 06:29:06 PM
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