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Shige & Happy の 気まぐれ写真日記

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Shige&Happy@ Re[1]:実践しているデンタルケア(12/24) mabo400さんへ 一旦始めると、毎食後やら…

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2020/08/26
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カテゴリ:最近の出来事
​​​ずっと前から邪魔だった​

 九州電力は昨年9月、唐津市二タ子にある旧唐津発電所(石油火力)の煙突の解体を10月から始めると発表していた。それから半年以上たった今年の春から撤去作業が開始された。

「解体中の煙突と発電所の建屋」

(発電所は例外なく沿岸部にある。もちろん燃料搬入の利便性からである)

 もし津波が来た場合には重油タンクは耐えうるのか。発電所の自然災害への対応は、原子力発電所だけの問題ではない。火力発電所についても、燃料タンクの安全性についてはきちんと基準を守るようお願いしたい。
 
 唐津火力発電所の設備内容は以下の通りだった。
 1号機
  定格出力:15.6万kW、使用燃料:重油(当初は石炭)
  営業運転期間:1967年9月3日 - 1989年4月
 2号機
  定格出力:37.5万kW、使用燃料:重油、原油
  営業運転開始:1971年7月2日 - 2015年6月30日
 3号機
  定格出力:50万kW、使用燃料:重油、原油
  営業運転期間:1973年6月29日 - 2015年6月30日

 営業開始してから一度だけ見学したことがある。見学といっても、コントロールルームをガラス窓から眺めただけであった。当初は石炭を利用していた1号機の排煙が、ミカンにばい煙の粉末が付くといって農家から苦情が出た。その後は、重油を利用するようになったと思う。

 1989年に運転を停止していた1号機の煙突は、1991年に老朽化が進んで解体された。2号機と3号機の煙突が運転が終わってからも解体されずに残っていた。この煙突は、観光地唐津にとっては大変目障りな煙突だった。

「解体中の煙突」

(南(手前)側の一本はかなり解体が進んでいる。こちらは北側の煙突)

 煙突は1本ずつタワークレーンで上から分割して解体されている。解体終了までには1年半かかるという。残るタービン建屋やボイラーを取り壊す時期は未定ということだ。地方活性化のためには跡地の活用が大切な問題である。

 撤去を惜しむ声もあるというが、それはとんでもない。やっと撤去されることになり美観が回復されるので、観光都市唐津にとっては歓迎すべきことだ。

 この解体作業中の今年7月31日、九州電力の作業員の方が1名転落して死亡された。建築時にも危険が伴うと思うが、解体時の方が危険は大きいのではないだろうか。今後は無事故で無事解体作業が終わることを祈りたい。

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Last updated  2020/09/06 03:32:02 PM
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