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テーマ:カメラと写真について(40)
カテゴリ:カメラと写真
花粉もPM2.5の不安も消えて
久し振りに本格的な外出をした。午後から2時間ほど、「まつろ百済武寧王国際NW」の資金稼ぎに栽培しているニンニク畑の作業をした。ビニールマルチはがしと除草である。終わってから地元の観光名所を巡った。玄海町の浜ノ浦の夕陽までの時間稼ぎでもある。 自宅から45分余りかけてニンニク畑に来たので、ついでに夕陽の名所である浜野浦の棚田の様子を確認しようと思ったのだ。田植えはまだだが、棚田に水は入っているようなので条件が良ければ絵になるかもしれない。 16時ごろ七ツ釜の駐車場に着いた。車が10台ほど停まっている。コロナで息苦しい都会を避け、自然の中で過ごそうという人たちだろう。車を降りて10分ほど歩くと玄武岩の柱状節理が見事な海食洞を見下ろす展望所に着いた。 「七ツ釜」 (今日は北風が強くて波が高いので、観光船も出ていない) 海上からでないと全貌は見えないが、久し振りに来て見るとなかなか迫力がある。数年前に訪ねた東尋坊が期待外れだったのに比べて、玄海国定公園の一部、ここ七ツ釜はなかなか見ごたえがある。 「象の鼻」 (洞窟展望所から西に少しまわると、海に流れ込む玄武岩の節理が見える) 展望所で大学生らしい男子3名と会う。スマホを差し出して「撮って下さい」というので、「どこから来たの」と訊くと「滋賀県からです」という答え。コロナ禍で講義も休みだから旅行しているという感じだった。 「波戸岬から」 (松島と加唐島がまじかに見え、いつ来ても懐かしい重いに満たされる) 七ツ釜でかなりゆっくり過ごしたので、波戸岬に着いた時は17時半になっていた。まだ日没までは1時間半はあるが玄海町の浜野浦方面に向かった。東松浦半島の東半分をぐるりと回るドライブである。 「日没を待つ」 (日曜日とあって遠来のお客さんも多いようだ) 最近はこんな田舎にも外国人観光客の姿を見る。コロナウィルスの感染で入国者は少ないだろうから、日本に滞在している外国人なのかもしれない。コロナから避難するため田舎の佐賀のさらに田舎のこの地を訪ねているのかもしれない。 「残念な日没」 (夕陽はほんの少し田んぼを照らしただけで海面近くの雲の中に消えた) 高齢化が進むこの町でこの棚田を維持するためには、何らかの新しいアイデアが必要になるだろう。現に今でも十枚以上の田に水が張られていない。だんだんと休耕する田が増えると景観は衰えてゆく。 原発の町玄海町は資金は豊富に持っている。だから、16年前(2005年)の市町村合併でも「新唐津市」に合併せず単独での存続を決めている。 まだまだ町の金庫には資金は残っているだろうが、箱物造りは学校の統廃合による豪華な校舎完成で終わりにしたい。今後は棚田などの観光資源を維持するために、ソフト面の充実が課題になってくるだろう。 ↓ランキングに参加しています。良かったらクリックをお願いします。 写真日記ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/04/29 10:32:25 PM
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