|
テーマ:大相撲(185)
カテゴリ:最近の出来事
白鳳の復活優勝と苦労人照ノ富士の横綱昇進
7月18日の照ノ富士との全勝対決を制して、6場所連続休場して復活を期していた横綱白鳳が全勝優勝した。45度目の優勝であるが、千秋楽の全勝対決としては後味の悪い相撲となった。 どちらも全力を尽くした戦いにはなったが、立ち合いで白鳳が出した左のかち上げは、プロレスのエルボーと同じだ。ひょっとして左のサポーターに何か仕込んでいたのではないかと疑いたくなる。 実力を付けた照ノ富士はひるまず前に出たが、白鳳は強烈は張り手を三発ほど見舞った。何をしても勝てばいいという取り口は横綱としては情けない。最期は小手投げで照ノ富士を退けたが、勝負が決まった後のガッツポーズも品が無い。 「横綱審議委員会は指導すべき」 (勝っておごらず、勝者は敗者の想いをも共有するのが相撲の美学だ) 照ノ富士も白鳳と同じモンゴル出身で、年齢では白鳳は36歳、照ノ富士はまだ29歳だ。序二段まで落ちて三役に上がり、連続優勝して大関に昇進した。その努力は素晴らしい。場所後の横綱昇進も確定的である。 「序二段から復活して最高位に」 (昇進伝達式では「横綱の品格、力量の向上に努めます」と言った) ※記事は佐賀新聞7/19、7/22より 今年の夏場所時点で幕内力士44人のうち、外国出身力士が10人、うち7人がモンゴル出身である。生活習慣や言葉の違う異国の地で努力して関取になった彼らには敬意を払いたいが、日本の国技である相撲の精神は守ってもらいたい。 2017年1月場所後に稀勢の里の横綱昇進が決まった。若乃花以来、何と19年ぶりの日本人横綱だった。昇進後の場所で2度目の優勝を飾った。その後けがに泣かされ2019年1月に引退、待望の日本人横綱はあっという間に引退した。 誰でもが思っているが、日本人力士の奮闘を期待したい。柔道もそうだが、「技よりも力」が勝負を決めるようになって久しい。特に相撲は無差別級のみで戦う格技である。「小良く大を制す」、相撲巧者の登場を期待したい。 ↓ランキングに参加しています。良かったらクリックをお願いします。 写真日記ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/07/27 11:34:42 AM
コメント(0) | コメントを書く
[最近の出来事] カテゴリの最新記事
|