|
テーマ:デジタルカメラ(338)
カテゴリ:カメラと写真
これ以上の高画素機が必要か
ここ2年余りで、デジタルカメラは一眼レフからミラーレスに一挙に置き換わった。それによって、小型軽量化をはじめ機能的な進化も見られる。 35mm版を、フィルム時代の名残りから「フルサイズ」という。このサイズの受光素子の画素数はどんどん増加する傾向にあった。現在は6000万画素を超える機種もあり、精細な写真は撮れるが、同時にレンズの解像力が問題となる。 「高画素機はSDカード2枚挿しが標準」 (LowファイルとJ-pegファイルを同時記録するには便利~α7RⅢ) カメラの高画素化と高機能化は価格の向上を伴い、ハイアマチュア用でも30万円を超すのが当たり前になった。高画素化に対応するためレンズの高級化も進み、明るいレンズはボディの価格並みに高価になり大きく重くなった。 折角ミラーレスカメラが軽量化、コンパクト化しているのに、レンズが大きく重くなるのは逆行している。ということで、考えに考えた末にSONYの最新鋭高画素機である、α7RⅣ(6,100万画素)への買い替えを思いとどまった。 「オークションを取り消したα7RⅢ」 (いったんは出品したが、画素としては4,200万あれば十分だ) 画素数が増えると暗所での撮影に不利となる。また、ファイルが大きくなりパソコン作業の時に負担が大きい。もうこれ以上の高画素機は要らない。買い替えるよりも、現有カメラを使いこなすことが先決だと思ったのだ。 現在35mm版は、連写や合焦速度を高め、動画撮影にも強い1千万~2千万画素台のカメラと、高画素で精緻な表現をする5千万~7千万画素の高画素機に2分されてきた傾向にある。 「SONYのボディは軽い」 (デザインはイマイチながらミラーレスになり軽くなった~α7RⅢ) スマホの普及でカメラ業界も生き残りに腐心している。コンパクトカメラはスマホに取って代わられメーカーは相次いで撤退した。そこでカメラ女子のニーズに応えるためにレンズ交換可能なコンパクト一眼ミラーレスが登場した。 You Tube の普及で動画撮影に特化したモデルも登場している。これは、コロナ禍の中、自宅からの配信が増えここ数年で急成長している分野だ。 現在では、以上述べたように4つに分けられて住み分けているのが、カメラ業界の現状のようだ。 ① 5千万画素以上の高画素、高機能機種。 ② 2千万画素~3千万画素の、高速連写、高速合焦の標準機種 ③ 2千万画素程度で軽く、取り回しの良いカメラ女子向け機種 ④ 1千万画素程度のVlog用に特化した動画向け機種 いずれにしろ、カメラ産業は日本メーカーが世界の市場の過半を占めている。日本メーカー製品であっても、生産国はマレーシアだったりベトナムだったりするが、品質は管理されていて安心感はある。 ↓ランキングに参加しています。良かったらクリックをお願いします。 写真日記ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/12/19 12:58:21 PM
コメント(0) | コメントを書く
[カメラと写真] カテゴリの最新記事
|