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カテゴリ:最近の出来事
中島潔展を観にゆく
今日は県立美術館で開催中の中島潔展へゆく。前回はイワシの「大漁」の前で鳥肌が立ったものだ。今回は新しいテーマの女性画に関心があった。 「博物館受付コーナー付近での展示」 (ねぶた師の女性をモチーフに展示がしてあった) 今回は2つのテーマで構成され、一つは四季をテーマに子ども達を描いた作品。これは中島潔がデビュー当時から描いてきた、故郷の風景を背景した子どもたちの絵だ。春夏秋冬各15点、合計60点が展示してあった。 もう一つは、社会で活躍する女性を描いた作品。現代的な「ジェンダー」の課題とマッチしたテーマだ。これまで男性中心だった刀鍛冶、鷹匠、ねぶた絵師、流鏑馬、杜氏などの世界で活躍する女性を描いた大作が10点。 「ねぶた師」 (数年前に見た青森ねぶた。熱狂の影にこんな努力があったのだ) ※写真は展覧会のパンフレットをスキャンしたもの 今回も中島潔ワールドを堪能した。感心したのは旺盛な制作意欲。あれだけ緻密な作品を年間5~7点コンスタントに生み出すエネルギー。極めた地点からまた新しい世界が広がるのだろう。怠惰な自分に「喝」を入れてもらった。 特に尊敬の念を持つのは、いわゆる「画壇」や「師弟関係」とは無縁で、独学で自分の世界を確立したこと。これは素晴らしいことだと思う。 ↓ランキングに参加しています。良かったらクリックをお願いします。 写真日記ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022/01/26 11:29:02 AM
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