ニンニク畑で収穫作業(5/23)

2022/05/23

テーマ：ニンニク(21)

カテゴリ：最近の出来事

人海戦術で2時間で終了

　自分も会員である外国との民間交流団体のニンニク畑が県北の畑作地帯にある。つい20日前に除草作業をしたばかりだがもう収穫である。

　抜き方にもコツがあり、乱暴に抜くとニンニクの足首が切れ、実が畑の中に残ってしまう。丁寧に茎をもって真上に引き抜かないといけない。

「良いニンニクは足首が細い」

(9本の畝があり、各畝には横に6本ほど植えてある)

　8人が作業に参加したので、思ったよりも早く作業が済んだ。明後日まで畑で乾燥させたあと、茎と根っこを切って「黒ニンニク」を作る作業に入る。黒ニンニクにする作業には参加したことが無いが電気釜で蒸して作るそうだ。

　炊飯ジャーを「保温」にして、アルミホイルを敷いてニンニクを広げる。1週間から10日ほど経ったら黒ニンニクができるという。結構手間がかかる。

　黒ニンニクに加工すると、ニンニク特有のにおいがほぼ消える。口に入れて噛むと、ソフトなチョコレートのような食感となる。毎日１～３粒程度食べると、滋養強壮に効くという。確かに元気が出てくる感じがする。

「ほぼ作業終了」

(ニンニクはさすがにイノシシやカラスは食べないようだ)

　最近はどこの田畑でも、イノシシや猿、カラスなどの鳥獣被害がひどくなっている。個人の力では対策にも限界があり、もう行政の対応が必要な状態だ。しかし、ニンニクだけは被害を受けていない。

　ネット通販などを見ると、青森産が沢山出回っていて、一袋500グラム(30～40粒程度)が2400円(送料込み)で売られている。我々の黒ニンニクは400グラム程度を450円で地元の物産館で直売している。これも大変人気があってすぐに完売する。

　安い値段で出しているが十万単位での収入となり、我々の民間交流団体のささやかな収入源となっている。これも会員のボランティア作業の賜物である。

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Last updated 2022/05/28　06:50:56 PM
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