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Shige & Happy の 気まぐれ写真日記

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Shige&Happy@ Re[1]:実践しているデンタルケア(12/24) mabo400さんへ 一旦始めると、毎食後やら…

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2022/08/27
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カテゴリ:最近の出来事
​錯視を利用した作品の展示会​​

  少し前のことになるが、県立美術館で開催されている「どがんなとっと展」を観に行った。タイトルがもろ方言で、他県の人にはわからないかもしれない。「どがんなとっと」とは「どうなっているの」という意味である。

「入り口の大きなポスター」

(これはどう見ても平面の普通のポスターだった)

 作者は数理工学が専門の大学教授で、ロボットの目の開発をする中で立体錯視の分野に関心を持つようになった。国際ベスト錯覚コンテストで何度も優勝していて、今回の展覧会では彼の手になる100個以上の作品が展示されていた。

「鏡を利用した作品」

(この手の作品は多かった。手前の図形の向こうに鏡がある)

 手前の実物の図形と鏡に映った図形は全く違ったものに見える。実物の図形が白い素材で作ってあるので、そこに段差や湾曲などの仕掛けが仕組まれているのに気づきにくいようになっている。

「回転する親子像」

(一つの図形が回転している台の上にあり、手前から光が当てられている)

 向こうの白い平面に映ったシルエットを見ると、回転角度によって全く違って見える。「お父さんと少年」だと思っていたら、回転するうちに「お母さんと少女」に見えるのである。これは元の像をうまく加工してあるからだ。

「親子連れでにぎわっていた」

(コロナ禍で遠出は避け、夏休みを近くで楽しもうというところか)

 この展覧会は夏休み中を通じて開催され、親子連れでにぎわった。みんなマスクをして、互いに少し距離を空け、おしゃべりも少なめにと意識している様子が見られ、さすが日本人のマナーだと思った。

 この展覧会は「写真撮影は自由です、SNSなどでの発信も歓迎」と掲示してあった。これがまったく正しいあり方だと思う。海外の有名な美術館も多くは撮影自由だった。ストロボや三脚の使用など他の観客の迷惑になる取り方は禁止だがその他の制限はなかった。

 日本の美術館や博物館はほとんどが撮影禁止。全く時代の流れに対応していない。今頃、「絵がきの売り上げが減る」とか、せこいことを考えているわけはないとは思うけど。
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Last updated  2022/09/06 01:51:09 PM
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