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テーマ:最近の出来事(573)
カテゴリ:最近の出来事
仲秋の名月の前夜の「14番目の月」 「14番目の月」というタイトルの歌で、荒井由実(ユーミン)は、「次の夜から欠ける満月より、14番目の月が好き」と歌った。この歌は荒井由実としての最後の作品となった。この曲は、独身時代最後の作品ということだ。 あなたの気持が読みきれないもどかしさ だから ときめくの 愛の告白をしたら最後 そのとたん終わりが見える um IWANUGAHANA その先は言わないで つぎの夜から 欠ける満月より 14番目の月が好き 気軽なジョークがとぎれないようにして 沈黙がこわい 月影の道で 急に車止めないで ドキドキするわ um IWANUGAHANA なにげなくかわすけど つぎの夜から 欠ける満月より 14番目の月が好き つぎの夜から 欠ける満月より 14番目の月が好き 「14番目の月(9月9日撮影)」 (今年の仲秋の名月は翌10月10日で「満月」だが、その前夜の14番目の月) 「14番目の月」は1976年11月20日の発売で、ヒットチャート1位を獲得している。このとき若冠22歳だが、すでにその前に「ひこうき雲(1973)」、「あの日に帰りたい(1975)」などをヒットさせている。同年11月29日、松任谷正隆と横浜山手教会で結婚し、その後は松任谷由実として音楽活動を続ける。 歌詞全体を見ると、若い女性の恋へのときめきとあこがれが表現されている。愛の告白を期待しているようで、ある意味こわくて、「um IWANUGAHANA」なんて、アルファベットで書いて、気持の高揚感とふわふわ感が表現されている。 藤原道長は、教科書にも載っている「この世をば・・・」で始まる和歌の中に、名誉欲と富が満たされたことを「満月」で表現した。自分は、ちょっと真面目過ぎのようだが「いつも未完の自分でありたい」と解釈し、この「14番目の月が好き」という歌詞は好きだ。ユーミンの「14番目の月」という着眼点は素晴らしい。 「周辺部をトリミング」 (左上の部分がまだ少し欠けていて、一部のクレターが確認できる) 写真的にも「満月」は絵にならない。写真は光と影の表現の仕方が勝負である。「満月」は影ができない平板な写真になる。しかし、その前の「14番目の月」はほぼ円形でありながら、周辺部のクレーターが影となって見えるところが良い。 ↓ランキングに参加しています、良かったら下をクリックをしてください。 写真日記ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022/09/20 07:34:34 AM
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