Shige & Happy の 気まぐれ写真日記

　わが家の小さな菜園は、そろそろ玉ねぎ収穫のじきになろうとしている。4本の玉ねぎの畝を作ったら端っこが少し空いた。そこに何を植えようかと思っていたら、ホームセンターにキャベツとブロッコリーの苗があった。

　畑の隙間がもったいない。そこで、たまたまホームセンターで見かけた、キャベツ苗4本、ブロッコリー2本、レタス苗を2本買って植えていた。

　レタスとブロッコリーは2週間前ほどに収穫して食卓に載せた。キャベツも大きく葉を広げていたがその葉が巻いてゆくのか疑問だった。ところがそのあと広がってばかりだった葉の中から若い葉っぱが出て玉を包み込むように丸まり始めた。

　数日前、1個収穫した。巻き方はまだゆるくて隙間がある状態だったが、ちゃんぽんの具にして食べてみた。収穫したばかりののキャベツは甘くて美味しかった。もう少し経てばもっとしっかり巻いてゆくだろう。初めてキャベツを植えてみて、土づくりをちゃんとして、元肥と追肥をやっておけば育つことが分かった。努力は報われる。

　昔、実家の畑の葉物野菜には沢山の青虫が集まって葉を食い荒らしていた。青虫はやがてさなぎになり、さなぎを葉っぱのかけらと一緒に虫かごに入れていたら、やがてモンシロチョウが誕生した。それを観察することで理科の勉強ができた。

　しかし今回我が家のキャベツに青虫は見かけなかった。どこからかモンシロチョウが飛んできてキャベツの葉にとまっているところを見たが、我が家のキャベツに虫食いの後はなかった。これはどう考えればいいのだろうか。

　今回のキャベツは無農薬栽培だが、化学肥料は使った。昔は有機自然肥料(糞尿)が中心だった。現代は農薬や化学肥料を沢山使うから、自然破壊につながっているのではないだろうか。このことは間違いなく憂うべき事である。