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テーマ:アマチュア無線(1079)
カテゴリ:アマチュア無線
島原半島の「アマチュア無線館」で足止め
昨日(25日)は太良町の海中鳥居を見た後、雲仙のミヤマキリシマを撮りに行く予定だった。しかし、島原市手前の国見町神代のアマチュア無線館に3時間ほど足止めされた。というのは、貴重な無線機器の大量展示に圧倒されたからだ。 神代(こうじろ)という地名は戦国時代にこの地を支配していた武家の名に由来する。その神代氏は竜造寺氏に滅ぼされ、竜造寺氏は戦国末期に佐賀の鍋島氏に下った。そのために、江戸時代を通じてこの地は佐賀藩領だった。 江戸時代からの古い町並みが、重要伝統的建造物群保存地区として選定されている。選定地域は南北約450メートル、東西約250メートルの範囲で、この街並みの一角にあった造り酒屋がリフォームされアマチュア無線館になっている。 (この立派な元造り酒屋の建物はコンサートなどにも利用されている) このアマチュア無線館のオーナーはかつて北部九州各県にアマチュア無線の店を展開していた。しかし、アマチュア無線人口の急減で各地の店舗は閉店し、現在は長崎市の店舗だけ営業を続けているという。本来は第3日曜日だけが開館日だというが、近くの無線家が来店してくれて説明をしてくれた。 (自分が無線を始めた頃は高嶺の花だったコリンズ社の機器もあった) 友人の影響で送受信機の自作を始めた頃は真空管の時代だった。新品には手が出せず、ラジオの低周波増幅管を送信機の終段菅として使った。大学時代になると 6146B、S2001などの真空管を買って、7メガ帯のAM送受信機を製作した。 このようなアマチュア無線の興隆期を知っている者にとって、このアマチュア無線館にずらりと並んだ機器はまざに垂涎の品である。時間を忘れて思い出話に盛り上がり、説明してくれた人も懐かしそうに話をしてくれた。 つい時間を忘れて昼食の時間を過ぎていた。無線館の人に教えてもらった近くのうどん屋で昼食をとった。なかなかおいしい店でまた行きたいとおもった。その後でやっと雲仙に向かったが、朝から曇っていた天気は午後になっても晴れそうにない。 ↓ランキングに参加しています。クリックをお願いします。 人気ブログランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/06/01 12:36:44 PM
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