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テーマ:今日の出来事(292619)
カテゴリ:武寧王をめぐる日韓交流
加唐島が一番にぎわう一日
6月3日、加唐島は一日4往復の定期便以外に臨時便を運航し、武寧王生誕祭に100人以上の人々を迎えた。4年ぶりの生誕祭で、韓国からの参加者や在日韓国人の皆さんの姿も多かった。 「いらっしゃい」 (コロナ禍前までは加唐小中学校の児童生徒の出迎えもあったが・・・) 生徒がゼロになり加唐中学校は休校中で、加唐小には数名の児童しかいない。恒例だった子どもたちの出迎え風景はない。でも、昨夜の歓迎会で出会った友人たちに、武寧王生誕の地加唐島で再会する感慨はひとしおである。 「大韓民国福岡総領事館、総領事の話」 (武寧王関連行事に関する福岡総領事館の協賛は心強い) 近年、武寧王関連行事に対する大韓民国福岡総領事館の支援がとても熱い。今日の生誕祭や明日の没後1500年記念行事も共催者として名を連ねてもらっている。経済的な支援も大きい。これは政権と関係なく総領事館の方針のようだ。 「生誕祭は神式で」 (神社の宮司さんによって執り行われる) 日本とゆかりの深い武寧王にとっては、自分の生誕祭が日本式の神事で行われても違和感はないだろう。武寧王とその数年後に逝去した王妃の棺は、日本でしか生育しない高野槇でつくられていた。これも武寧王陵墓の発掘で分かったことだ。 「生誕地オビヤ浦の清掃」 (清掃活動にも総領事館は熱心で、生誕地への熱い思いが伝わってくる) この日はある高校の生徒が十名ほど参加してくれた。私たちの、武寧王国際ネットワーク協議会のメンバーも高齢化が進み、加唐島の人口も100人程度と過疎化が進む。今後の課題は、この民間交流を若い人に引き継いでゆくことである。 その意味で、地元の学校での地域史の授業に昨年から取り組んでいる。このような交流行事への若い人の参加を増やしてゆくことも焦眉の課題である。 ↓ランキングに参加しています。良かったらクリックをお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/06/21 07:57:51 PM
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