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テーマ:気候変動(71)
カテゴリ:最近思うこと
梅雨が明け、やっと晴れた
発達した梅雨前線が九州北部に停滞して豪雨が続き、県内では土砂崩れで3名の死傷者が出た。死傷者が出ていなくても、住宅や農地に多大な被害が出ている。 最近「線状降水帯」という言葉をよく聞くようになった。この現象は以前からあったことで、大雨をもたらす積乱雲が連続して発生し、上空の風の影響で帯のように連なった状態をいう。ただ、積乱雲が1つなら風に流され、雨は一時的なもので終わるが、帯のように連なった「線状降水帯」の場合長時間にわたり大雨になる。 「積乱雲の誕生」 (自室の窓から撮影、7月30日17時ごろ) 「積乱雲の発達」 (おなじく自宅窓から、7月30日17時10分ごろ) このように急成長する積乱雲は、風に流されて移動している。だから、地域によっては雨が降っても、継続的な大雨に成ることは少ない。 豪雨被害は復旧が大変で、この暑さの中で多くの人が県外からも来てくれて作業が進められているという。北部九州は7月25日に梅雨明け宣言が出た。でも、これからは高温による熱中症が心配される。 各地で気温が異常に上昇し、地域によっては自然発火の火災も日常的に起こっている。これは地球規模の気候異変である。だから、世界各国がが連携して取り組まなければならない最優先の課題なのである。 それなのに、国際連携の機運は現在戦後の最低レベルにある。未来の地球や地球の全生物に対して、責任ある対策を考えて実行すべきホモ・サピエンスは自ら進んで滅亡への道を選択しようとしている。 ↓ランキングに参加しています。良かったら下をクリックして下さい。 写真日記ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/08/01 02:05:40 PM
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