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テーマ:陸上競技(300)
カテゴリ:今日の出来事
かけっこではなく陸上競技だった
学校のOB・OGが、学校や子どもたちや地域にどのような貢献をしているかというテーマでビデオ取材をしている。来月末の退職者現職者合同研修会のテーマに沿ったもので、10人程の退職者を取材して20数分間のビデオに編集する予定だ。 今日の取材は、小学生対象の「かけっこクラブ」である。天気が曇りでグラウンドは湿っている。しかし、何とか大丈夫ということで練習が始まった。 うかつにも、単にグランドを走るだけかと思っていたら全く違っていた。まず柔軟体操から始まって、ストレッチや足上げをやる。 指導者は、若い時から陸上をやっていたという学校のOBとOGの夫妻だった。この日集まったのは小学2年生から5年生までの8名。 準備運動が終わったら、30mほどの短い距離をリズミカルに足を上げて走るのを何回も繰り返している。クラブに入ったばかりの2年生は、先輩たちを見よう見まねで身体を動かしている。 その次は、場所変えて20cmほどの低いハードルを飛びこえてゆく。いくつかバリエーションがあり、指導者の指示に従ってこれもリズミカルに跳んでゆく。 全く自分の予想とは違った。「かけっこクラブ」の練習は、ただ単にグラウンドを走ることではなかった。これは「陸上競技」の最初のステップをこなしてゆくものだった。与えられた課題に、子どもたちは黙々とチャレンジしていた。 球技や格技のように、得点を競うものではないし、勝敗がつくものでもない。基本的には自分との戦いだ。こんなストイックなことを小学校の低学年からこなしている。そのことにとても感心させられた。 学校の体育の授業でこんなことを習ったことはない。このような基礎をきちんと身につけた彼らは、きっと運動会のスターになるだろう。これも、地域に指導者があればこそだ。今日はとても勉強になった。 いくつになっても、まだまだ新しい気づきや学びは沢山あるものだ。 ↓ランキングに参加しています。良かったらクリックしてください。 写真日記ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/11/03 04:56:08 PM
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