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カテゴリ:歌舞伎
今日は歌舞伎講座→十二月大歌舞伎(夜の部)の1日。 先生のお話を聞いてすぐに舞台を見れたので、「こういうことかぁ」と思いながら見てました。 今日は先生のお言葉を拝借しながらということで。。。 何はともあれ海老蔵さん! ここ数ヶ月、先生はとっても評価しています。 「減点法で言うとマイナス点でしょうね」って言ってますが、型にハマってない彼の個性溢れる演技が素晴らしいって。 正直、今まではそこまで共感していなかったんですが、今日は「これかぁ!」って大いに賛同しちゃいました。 「紅葉狩」の更科姫と鬼女が素晴らしかった! 更科姫の優美な舞と鬼女の不気味さ・荒々しさ。 指の先からつま先まで、全てが伸び伸び演技してるって感じ。 先生の評価の意味がよく分かった気がしました。 それから尾上右近くん。 「彼は踊りの天才でしょうね」って、本当にそう思う! 5月の「雷船頭」のときも褒めてたけど、伸び伸びしてるし、間の取り方が上手だなぁと、ちょっと鳥肌モノでした。 あと、個人的には「出刃打お玉」の見慣れぬ感じの梅玉さんが面白かったかなぁ。 子供みたいにお玉(菊五郎)に甘えてみたり、敵討ちは自分一人の手柄と偽ってみたり、先月の素敵な綱豊卿がこの人?!ってくらい(笑) 「神霊矢口渡」のお舟(菊之助)も釘付けでした。 櫓の太鼓を叩くということで、「櫓のお七」みたいですが、「神霊~」のほうが早い時期に書かれたみたいですね。 先月の弁天小僧以来、今、私がいちばん見たい役者さんです。 とまあ、そこまで期待をしていなかった夜の部。 もう1回行きたいです! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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