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2007/01/03
カテゴリ：歌舞伎
今日は「新春浅草歌舞伎（夜の部）」へ行ってきました。 いやー浅草は人・人・人！！ 正月三が日ですから当然なんですが、仲見世に迷い込んでしまい、会場まで辿りつけるかヒヤヒヤしました。 楽しみにしていた獅童さんの知盛。 獅童さんも「大物浦」もちゃんと見るのは初めてで、「わー歌舞伎役者だー」というマヌケな第一感想。。。 知盛という役は合ってると思いますが、想像よりもちょっと迫力に欠けたかな。 私が目を奪われてしまったのは、七之助さんの典侍の局。 女方の大役で、品格が求められる役ということですが、凛として強くも悲劇の女性を演じられていました。 七之助さんの女方はすっとしていて上品で、私は好感を持ってます。 「身替座禅」は愛之助さんの玉の井でしたが、美形なので不気味さが出ない！ 怖さと嫌みはたっぷり出てて、どこぞの“教育ママ”みたいでした～。 （玉の井は昼の部の獅童さんのほうがハマり役かもしれない！） そして、山蔭右京（勘太郎）が花子のもとへ行く際の「行ってらっしゃい！」の掛け声には、場内でも「うまいなぁ～」という声。 こういう大向こうは面白い～！ 浅草歌舞伎は本当にフレッシュ！ 新年にふさわしい舞台です。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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