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2007/01/21
カテゴリ：歌舞伎
今週からまた終電生活が始まりそうです。 そのために景気付け！ ってことで、今日は歌舞伎座昼の部へ。 今日は「俊寛」かな。 吉右衛門さん、さすがですね。 妻も殺され、都に帰っても生き甲斐もない。それなら自分を父と言ってくれた千鳥（福助）を舟に乗せて成常（東蔵）と一緒に都へ行かせてやろう。 吉右衛門さんの人情味ある演技には心を打たれました。 岸壁に登って舟を見送る最後の場面に、「播磨屋ぁ～」という掛け声の他に「人情役者ぁ～！」という掛け声がかかりました。 初めて聞きましたが、う～ん、確かに！ それから「勧進帳」。 この1年で4回目。上演回数も多いんでしょうけど私は好きです。 特に緊迫感が好き。 勧進帳の読み上げを富樫が覗くとことか山伏問答とか。 幸四郎さんの弁慶は3回目。 でも、毎回違った弁慶で、同じ役者を見てる気がしないんだよなぁ。 900回もやっていれば、さすがにそうなるのかしら。 でも、今日の弁慶はちょっと泣き過ぎ～かな（笑）。 義経（芝翫）から手を差し出されたとき、わんわん泣いてましたもん。 たまにはこんな弱虫弁慶もいいのかな？ というわけで今月は終了。 来月は「仮名手本忠臣蔵」の通しですね。 やっと全貌がつかめるのでこちらも楽しみです！ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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