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カテゴリ:歌舞伎
ということで、行って来ましたよ~!歌舞伎座「仮名手本忠臣蔵」。
本当は昼夜通しで見るべきなのかもしれませんが、体力的に(笑)今日は昼だけ。 開幕前の「口上人形」、人形身からの演技、四段目の別名「通さん場」等々、とても儀式的な面を持つ演目なので、私もドキドキしながら見に行きました。 口上人形は絶対見たい!と思って、20分も前に着席。(早すぎ) 細かいことは抜きにして、今日いいなぁと思ったのは高師直の富十郎さんでしょうか。 若狭助(吉右衛門)、顔世御前(魁春)、塩冶判官(菊五郎)と、三者三様の絡み。 塩冶判官への「鮒だ~鮒だ~」は面白いけど憎らしい。 富十郎さんのお人柄なのでしょう、好色漢の高師直でもさらりと演じられていました。 (本当はさらりではダメなのかな?) それから梅玉さん。 「元禄忠臣蔵」の綱豊卿以来、梅玉さんいいなぁーって思ってまして、今日も石堂右馬之丞、早野勘平とも素敵でした。 梅玉さんは淡々と演技をするイメージが強かったんですが、そのイメージがあるからこそ、感情的な場面が印象的になる。 右馬之丞役で、塩冶判官切腹時の由良之助(幸四郎)への配慮もそう。 「早うここへ」って塩冶判官の近くに通させる。 自分だって由良之助を待ちわびてたんですから、当然なのかもしれませんが。 もちろん、由良之助の幸四郎さんにも泣かされました。 弁慶では泣き過ぎ感がありましたが、由良之助は泣くのが自然。 私も泣いちゃいました。。。 本物のお焼香の匂いが、さらに拍車をかけてたって感じ。 忠臣蔵好きだな~って改めて思ってしまいました。 後半戦は楽日近くなので、それまでにもう少し勉強しておきましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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