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カテゴリ:歌舞伎
昨日は国立劇場の「歌舞伎鑑賞教室」へ行ってきました。
会場に入った途端、明らかにいつもと違う甲高いざわめき! ああ、そうだ、今日は鑑賞「教室」なんだと実感しました。 学生服姿の若者、引率の先生、ちびっこ等々。 自分がひどく年上に感じちゃったなぁ。。。 十二支の動物を基に、松江さんの「歌舞伎のみかた」。 真面目そうなお人柄にも関わらず、照れながら(私にはそう見えた!)お笑い芸人のギャグを真似たりして、若者たちに興味を持ってもらおうと一生懸命でした。 メインは「野崎村」。 初めて見るのと、福助さんが初役でお光とあって、楽しみにしておりました。 なますを切ったり(人参は短冊切りでしたねぇ)、眉を隠して照れたり、娘らしいハイテンションなお光。 福助さんてば、すごく楽しんで演じている感じ。 髪を切ってからは、今にも消え入りそうな、何とも頼りなげなお光になり、最後に久作(東蔵)に泣きつく場面は涙を誘いました。 東蔵さんの久作も舞台を引き締めてまして、父親としての大きさというか安心感というか、今回の「野崎村」の重要な牽引役でした。 ちょっと残念だったのは松江さんかな。 前髪役にしては、なんだか若々しさが物足りなかった気がします。 ほんとは若くて、しかも素敵なのに、もったいない! 分かりやすく見てもらうためか、総じて大振りな舞台だったように思います。 いきなり肚芸(はらげい)とか見せても、それこそ歌舞伎嫌いになっちゃうかもしれないですもんね(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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