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カテゴリ:歌舞伎
今週末土曜日は秀山祭の夜の部へ行ってきました。
前の夜、お隣さんからテレビと洗濯機の音が聞こえ続け(苦笑)、睡眠不足のまま観劇。 そりゃあもう、意識が飛ぶ瞬間も多かったですが、それでもやっぱり吉右衛門さんが印象的でした。 講座の先生もおっしゃっていましたが、今回の秀山祭では吉右衛門さんがとっても丁寧に演じられている感じがします。 (先日の講座は90分「熊谷陣屋」で終わったくらい!) 「二條城の清正」では秀頼(福助)に「じい」なんて呼ばれてましたが、秀頼にとって「じい」であり「父」でもある、そんな大きな清正像が感じられました。 福助さんの秀頼、19歳という設定にしてはちょっと幼すぎるのかな?と思って見ていたのですが、清正をより大きく見せるにはよかったのかもしれません。 「阿古屋」のメインは玉三郎さんですが、吉右衛門さんの重忠も阿古屋をしのぐ存在感。 弾き語りの玉三郎さんも凄いのですが、私にとってはこの重忠のほうが印象に残ったかもしれません。 (胡弓を弾くときに舞台裏から何度もドタバタ音。あれは出演者も気になっただろうな~) ちょっと残念だったのは「身替座禅」。 そう多く見ているわけではないのですが、今回の三人(團十郎・左団次・染五郎)がアンバランスな感じがして、全体的にまとまりがないように見えてしまいました。 特に、太郎冠者の染五郎さんは立派すぎかなぁ? もうちょっと柔らか味のある太郎冠者のほうが私好みかもしれません。 (私の好みなんぞ、どうでもいいですね。。。) 昼の部も楽しみにしておりますが、心は早くも10月?! 日程をどうやりくりしましょうかねぇ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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