きのう／きょう／あした

観劇づいてた10月も、21日にして早々と観劇終了。
ここまでほぼ毎週末、頑張ったな～

今週末は連日とも「俊寛」を観ました。
10月はこれで3人の俊寛を観たことになります。

ではではここで、「利き俊寛」を！
幕切れの演じ方を比べてみてください。
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１．何度も「おーーい、おぉーーい」と叫び、いつまでも未練の表情で船を見送る

２．船が出港した直後に「おーーい」と何度か叫ぶが、
　　その後は岸壁に登っても声を出さず、感情を内に秘めたまま船を見送る

３．激しく何度か「おーーい」と叫ぶが、幕切れ直前には静かな笑みを浮かべ
　　船を見送る
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簡単ですかね。
一応、次回の更新時に正解を書いておきます！
前進座の「俊寛」については、今まで観たものと随分違うので、他と比べながら改めて記録しておきたいと思ってます。

今日は国立劇場へ行ってきましたが、「うぐいす塚」の染五郎さんが素敵でした～
鼓も締太鼓も格好いい、というかお上手！
どなたかのブログにも書いてありましたが、まさに男性版「阿古屋」ですね。
特に締太鼓って腕全体で叩くので、力強くてパキパキとした動きに釘付け！
いつも傳左衛門さんくらいしか見ない囃子連中ですが、これからは締太鼓も見ちゃうなぁ。

最後の立ち回りの早替りもすごいですが、今日の席（最前列の一番下手寄り）だと、替わる瞬間が見えちゃった（笑）
それでも「おおっっ！」って思いましたけどね。
やっぱり染五郎さんは、こういう前髪役がお似合いです。

それから「俊寛」。
今月の3人の中で、私には幸四郎さんが一番しっくりきたように思います。
「大当たり！」なんていう大向うも聞こえました。
瀬尾の段四郎さんはなんとも「程がよい」ですね。さすがに持ち役だけあります。

これだけ観ても「こんだけぇ～？」（笑）って気がしてしまう。
歌舞伎の魔力だわぁ。。。