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カテゴリ:歌舞伎
本日はクリスマスイブ。
昔みたいにワクワクすることはなくなってしまいましたが、祝日ということが何より嬉しいです! 昨日は2007年の歌舞伎納めに歌舞伎座へ行ってきました。 今月は昼の部のみの観劇です。 1年の疲れが出てきたのか、イマイチ集中力に欠けてしまったのは反省。 それでも「筆屋幸兵衛」が始まると、何となく背筋を正して見てしまいました。 初めて見る勘三郎さんの幸兵衛、期待に違わずみせてくれました。 発狂した様なんて、素なのか、演技なのか、何かがとり憑いたのか(!)分からないほどの形相。 「魚屋宗五郎」の酔っていく様もすごかったですが、この方の人間の心理描写はとっても迫力があり、毎回びっくりさせられます。 娘・お雪役の鶴松くんも泣かせますねぇ。 泣かせるだけじゃなくて、座っておじぎするなどの所作ひとつでも綺麗だなぁと思いました。 あと印象に残ったのは、「信濃路紅葉鬼揃」の玉三郎さんの美しさ。 本当に綺麗! そして山神の勘太郎さん。 私、紅葉狩の山神の踊りって好きなのですが、今回見てやっぱり好きだな、と思いました。 帰ってから、「中村勘三郎スペシャル 伝えるべき大切なもの」を見て、あーやっぱり中村屋はすごい、と改めて思った次第です。 さて、来年はどんな観劇ができますやら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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