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カテゴリ:歌舞伎
東京は雪の1日。
雪国生まれの私でも、装備がないので歩きずらくて転びそうになります。 そして今日は節分。 最近福がこないな~(泣)と思いつつ、二月大歌舞伎昼の部へ行ってきました。 今月は初代松本白鸚二十七回忌追善ということで、歌舞伎座入って左側に、松本白鸚の写真が飾られていました。 開演ギリギリだったので、軽く手を合わせてから劇場に入りましたよ。 どの演目も松本白鸚ゆかりの演目だそうですが、見ごたえがあったのは「積恋雪関扉」かな。 吉右衛門さんの関守関兵衛(実は大伴黒主)、福助さんの小野小町姫・傾城墨染(実は小町桜の精)、なんだかいつもよりも力強い。 常磐津の大曲と言われているだけあって、聞き応えも十分です。 それから、先週の白鵬(白鸚に似てる!)と朝青龍の相星決戦が記憶に新しい中で「小野道風青柳硯」の梅玉さんの突き出しが格好よかった! こちらもいつもの梅玉さんより力強い。 そして「車引」。 私、今回これを見て気付きました。 異なるキャラが出てくる演目が好きだわ~ 「車引」では梅王丸と桜丸。梅王丸の荒々しいのと桜丸のちょこんとした感じが好き。 (今回は梅王丸に松緑さん、桜丸に錦之助さんだったので、その感じがよく出てる。) 大好きな「連獅子」では狂言師 右近と左近。 獅子の毛振りもいいけど、右近(親獅子)の大きさと左近(仔獅子)のきびきびした感じが好き。 他にそういう演目があるかなぁと考えてみたら、「双蝶々曲輪日記~角力場」。 濡髪長五郎と放駒長吉、好きです(笑) 濡髪のどっしり感と放駒の奔放な感じがね、好きです。 ぱっと思いつくものではこんな感じですが、松本白鸚追善興行なのに自分の好みに気付いただけになっちゃった(笑) でも、ちゃんと2階ロビーの松本白鸚ゆかりの品々や舞台写真も見てきましたよ~! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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