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カテゴリ:歌舞伎
松本白鸚二十七回忌追善、やっと夜の部にも行ってきました~
夜の部はなんと言っても「鏡獅子」。 先月とは違って1匹(笑)での獅子の舞でしたが、思いっきり踊っている感じで、染五郎さんが格好よかった! 毛振りも「美しい」って思っちゃいました。 両手をバッと広げて客席の方向を見据えるとか、斜めに構えて手の方向をキッと見据える姿勢 (国立劇場の鏡獅子のあのポーズですね)、好きですねぇ。 その姿勢のまま、顔をキッと上げる瞬間はやっぱり大好き。(惚れ惚れ) 他にも、所作舞台の上に「バンっ」って落ちる瞬間とか、胡蝶に起こされるまで眠っている様子も好きだなぁって。 とにかく、私は獅子の精が好きらしいです、はい。 弥生の踊りは、確かに初々しい感じでしたが、手踊りあたりから踊りに没頭していく様子がよく分かりました。 「熊谷陣屋」では、諦めていた芝翫さんの相模! 福助さんの代役と聞いていたのですが、襖が開いた瞬間なんだか小さい相模。 イヤホンガイドでは芝翫さんと流れているものの、修正できないんだろうなぁと思っていました。 でもよくよく見れば確かに芝翫さん。 諦めていただけに、心の中でガッツポーズ。 (最近は芝翫さんの存在感に圧倒されることが多かったので。) 幸四郎さんの熊谷は、やっぱり大泣きの熊谷でした。(笑) でも、これが幸四郎さんの熊谷、心情を分かりやすく観せる熊谷なんだと思います。 個人的にはぐっと抑える熊谷が好きですが、今日の幸四郎さんには結構引き込まれました。 普段は借りないイヤホンガイドも、今月は白鸚さんのインタビューがお目当てで借りました。 やっぱりあったほうが分かりやすいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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